anomado 2023年7月24日(月) 12時0分
拡大
中國では、米國映畫の興行成績が不振だ。中國人の多くは、かつては魅力を感じていた部分に反応しなくなったという。ただし米國の業(yè)界人が手をこまねいているわけでなく「対策を施した作品」も登場しつつあるという。
中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は22日付で、中國における最近の、米國映畫の不振の理由を探る記事を発表した。
記事はまず、上海市民のFさんの証言を紹介した。Fさんは定年退職者という。米國映畫を知るようになったのは10年ほど前からで、「007」や「ワイルド?スピード」などのシリーズや、トム?クルーズの主演作品に親しむようになった。しかし最近では、米國映畫よりも中國映畫の方が魅力的と思うようになった。
Fさんは「今のハリウッド映畫はますます荒唐無稽になっている?!亥攻靴ぅ扩`マン』や『キャプテン?アメリカ』のようなスーパーヒーローものは底が淺すぎる。3D上映であっても映畫館に行かない」と述べたという。
Fさんだけではない。米國映畫はこの夏、世界第2の市場である中國で「慘敗」狀態(tài)だ。上海市に本社を置き映畫業(yè)界への情報提供などを手掛けるアーティザン?ゲートウェイによれば、中國市場における2023年1-6月の米國映畫の興行収入は5億9200萬ドル(約840億円)で、19年同期の19億ドルを大きく下回った。
中國は1970年代の末に改革開放政策を採用したが、當初は映畫などについて規(guī)制も強かった。米國映畫が多くの中國人に親しまれるようになったのは、規(guī)制が緩和されていったおおむね1990年代からだった。米國映畫が注目を集めた大きな理由の一つは、西側(cè)の國の生活の様子を垣間見ることができたことだったという。中國人は「タイタニック」や「アバター」などの大作米國映畫に夢中になった。興行収入もうなぎのぼりだった。
しかし、39歳のエンジニアと自己紹介する馮さんは「コカ?コーラやナイキ、iPhoneは、もはや珍しくもなんともなくなりました。だから人々はハリウッド映畫に夢中にならなくなりました」と説明した。
中國と米國の関係は緊張が続いており、互いに制裁や報復を繰り返しているが、米國映畫の中國での上映はそれほど影響を受けていないようだ。中國國外の映畫業(yè)界からは「中國は多くのハリウッド映畫を?qū)毪筏皮い?。普通?年と同様な感じがする」との聲が出ている。同時に、中國政府は映畫館がコロナ禍で受けた損失から回復するのを支援しようとしているようだとの見方もあるという。
ただし、中國で上映される米國映畫の本數(shù)がこれまでと同じとしても、米國映畫は中國市場で苦戦し、中國映畫が人気を博している狀況だ。
ただし、米國の業(yè)界人が手をこまねいているわけではない。8月には米中合作の「MEG ザ?モンスターズ2」が公開される。同作品のプロデューサーのベル?エイブリー氏は、「この作品は中國のスターや中國関連のテーマを取り入れている。中國の映畫ファンに簡単にチケットを買ってもらえると思っていた、これまでの西側(cè)の映畫関係者の二の舞にならないようにした」と述べた。エイブリー氏は、「あのように獨りよがりで傲慢だった日々は、完全に過去のものだ」とも述べた。(翻訳?編集/如月隼人)
この記事のコメントを見る
Record China
2023/7/22
Record Korea
2023/7/21
anomado
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る