2023年7月26日、中國メディアの騰訊新聞は、広汽トヨタが1000人の人員削減を?qū)g施し、広汽三菱が生産を停止するなど、中國の自動(dòng)車市場(chǎng)で合弁メーカーがますます厳しい狀況に立たされていると報(bào)じた。

記事は、広汽トヨタが先日一部従業(yè)員を解雇し、補(bǔ)償金を提示したとの報(bào)道があり、同社が25日に「正常な段階的調(diào)整」と回答したことを紹介するとともに、広汽集団の関係者が「1萬人以上いる生産現(xiàn)場(chǎng)最前線の従業(yè)員約1000人を削減することは異常ではない。広州トヨタ工場(chǎng)では自動(dòng)化も高いレベルで進(jìn)んでいる」とコメントしたことを伝えた。

その上で、合弁會(huì)社の設(shè)立以來常に「オフシーズンもオフにならず、ピークシーズンはさらに繁盛する」という著実な発展を遂げ、業(yè)界全體が新型コロナの影響を受けた2022年も日系合弁メーカーで唯一100萬臺(tái)を突破する前年比21．4％増の100萬5000臺(tái)を販売した広州汽車も、今年に入って厳しい狀況に陥っていると指摘。今年1?6月の販売臺(tái)數(shù)が前年同期比9．48％減の45萬2800臺(tái)に留まったことを紹介した。

一方で、今年6月単月の販売は前月より1萬197臺(tái)多い8萬9430臺(tái)と回復(fù)を見せつつあるとし、このタイミングで約1000人の生産部門労働者を削減するのはいささか理にかなっていないように見えるとした上で、広汽集団の関係者が「受注狀況を鑑みるとともに、今後の市況を警戒した結(jié)果だろう」と解説したことを伝えている。

また、広汽トヨタだけでなく、広汽グループ傘下の他の合弁事業(yè)部門も市場(chǎng)の圧力に苦しんでおり、広汽FCAが22年12月に債務(wù)超過のため裁判所から破産申請(qǐng)を受理されたほか、広汽三菱も販売不振によって今年6月より一時(shí)的な操業(yè)停止段階に入ったと伝えられていることを紹介した。

さらに、広州汽車の合弁メーカーの現(xiàn)狀は國內(nèi)自動(dòng)車市場(chǎng)全體の縮図にすぎないとして、東風(fēng)集団が今年3月に合弁メーカー各社で経営維持のために大幅な値下げを?qū)g施し、フォード中國も5月に1300人を削減するとの情報(bào)が流れたと紹介。アナリストからは、合弁メーカーの電動(dòng)化への動(dòng)きが鈍く、中國市場(chǎng)のニーズにマッチした製品が開発できていないことが大きな要因であり、この狀況が速やかに改善されない限り、今後さらに圧力を受け続けることになるとの見方が出ていると伝えた。（翻訳?編集/川尻）