初の國産大型クルーズ船、フィンスタビライザーで安定航行を実現(xiàn)―中國

CRI online    2023年7月28日(金) 12時50分

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中國初の國産大型クルーズ船は24日、8日間にわたる初の試験航行を終えて中國船舶集団傘下の上海外高橋造船の4號ドックに入りました。

中國初の國産大型クルーズ船は24日、8日間にわたる初の試験航行を終えて中國船舶集団傘下の上海外高橋造船の4號ドックに入りました。クルーズ船は今回の試験航行で、航行中の安定性や騒音、振動の検査も行いました。

中でも、クルーズ船の両側に據え付けられるフィンスタビライザーという航行時のローリング(橫揺れ)を抑える裝置は、魚の一部の鰭(ひれ)のような働きをするので、中國語では「減揺鰭」と呼ばれます。フィンスタビライザーは船が航行中に荒波や強風に遭遇すると自動的に開き、風や波の影響を緩和して船の揺れを小さくします。

検査員は照明が點燈する海岸線を目視しました。船體の揺れは、角度が10度未満でも非常に大きく感じたのですが、フィンスタビライザーが作動すると、わずか十數秒で、船が大きく傾斜する狀態(tài)から平穏な狀態(tài)に移行したとのことです。

上海外高橋造船の総組立二部調整技術室の馬利斌副主任によれば、フィンスタビライザーの自動作動と原狀復帰のテストは、中國國內では初めてのことだそうです。(提供/CRI

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