2023年7月27日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、経済規(guī)模が世界のトップ10から転落した韓國(guó)の産業(yè)が厳しい狀況に追いやられているとする記事を掲載した。

記事は、2022年の韓國(guó)のGDPが1兆6733億ドル（約233兆円）で世界13位となり、3年ぶりにトップ10から転落したと紹介。韓國(guó)は21年に國(guó)連から正式に先進(jìn)國(guó)として認(rèn)められ、その原動(dòng)力は鉄鋼、機(jī)械、半導(dǎo)體、繊維などの分野で世界のトップクラスを誇ってきた工業(yè)力にあったとする一方で、現(xiàn)在韓國(guó)の支柱産業(yè)は中國(guó)企業(yè)との競(jìng)爭(zhēng)にさらされて衰退を続けていると伝えた。

そして、半導(dǎo)體チップでは長(zhǎng)江メモリなどの中國(guó)メーカーがサムスンを猛追し、自動(dòng)車産業(yè)も自國(guó)內(nèi)での衰退が目立ち、起亜でさえ年間10萬臺(tái)も売れない狀況で、これまで強(qiáng)みを持ってきた造船分野でも今年7月の新規(guī)受注量で中國(guó)に大きな差をつけられたと指摘。韓國(guó)産業(yè)研究院の専門家が「中國(guó)は技術(shù)や資産への投資を続けてきた結(jié)果、大規(guī)模な産業(yè)生態(tài)系を完成させた。電子産業(yè)ではかつて韓國(guó)が支配してきた分野の包囲網(wǎng)を形成し、今や多くの部分で韓國(guó)を上回るようになった。中國(guó)は液晶パネルで韓國(guó)に代わって世界1位となり、次世代パネル技術(shù)でも韓國(guó)にすでに追いつき、追い越す態(tài)勢(shì)も整えつつある」と論じたことを紹介している。

記事はまた、韓國(guó)が戦後の政治的な背景により、米國(guó)と日本の支援に頼って経済発展を?qū)g現(xiàn)したゆえに「表面上は強(qiáng)く見える韓國(guó)の工業(yè)力も、実際はイノベーションを生み出す力、先見の明に欠けている」としたほか、同盟國(guó)の米國(guó)政府も昨今は韓國(guó)の産業(yè)に冷やかな態(tài)度を見せていると指摘。21年には半導(dǎo)體サプライチェーンの透明性向上を目的に、韓國(guó)企業(yè)に対して生産能力、原材料調(diào)達(dá)、顧客およびその他の機(jī)密情報(bào)を提供するよう厳しい要求を突きつけたほか、22年には「インフレ抑制法」によって韓國(guó)メーカーを米國(guó)の新エネルギー自動(dòng)車市場(chǎng)から事実上締め出したと紹介した。

さらに、OECD（経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)）に加盟している17カ國(guó)を?qū)澫螭趣筏空{(diào)査で、韓國(guó)のベンチャー企業(yè)の3年生存率が最下位となり、その背景には韓國(guó)のあらゆる産業(yè)を獨(dú)占する財(cái)閥グループが自らの利益を最大化するために新興企業(yè)に生き殘る余地を與えていないことがあると紹介。韓國(guó)政府も財(cái)閥グループに対しより多くの地元の企業(yè)や技術(shù)をを支援するよう説得を試みるも財(cái)閥側(cè)が拒否し、産業(yè)に新しい風(fēng)が吹かない狀況が続く中で「ハイエンド産業(yè)が伸び悩み、ミッドレンジ産業(yè)の維持も難しくなっている。韓國(guó)政府は製造業(yè)に大きな不安を抱いている」と評(píng)した。（翻訳?編集/川尻）