2023年第2四半期（4－6月）の中國(guó)スマホ市場(chǎng)の出荷臺(tái)數(shù)は前年同期比2．1％減だった。第1四半期（1－3月）の12％減と比べれば減少幅は大きく縮小したが依然として低迷しており、市場(chǎng)の狀況は好転していない。そんな中で華為技術(shù)（ファーウェイ）はスマートフォンの出荷臺(tái)數(shù)を、前年同期比76％増と、大きく伸ばした。

ファーウェイの余承東常務(wù)役員は、同社が3月23日に実施した春の旗艦新製品の発表會(huì)で、「ファーウェイは4年間に及んだ制裁の冬を乗り越えて、春を迎えた」と表明し、スマートフォンの新製品発表についても従來(lái)の周期を回復(fù)させ、二大シリーズであるPシリーズの新機(jī)種発表を毎年の上半期に、Mateシリーズでは下半期に実施すると宣言した。

ファーウェイのスマートフォンは出荷臺(tái)數(shù)新製品発表ペースの正常化に伴い、引き続き回復(fù)ししている。ファーウェイの第2四半期におけるスマートフォン出荷臺(tái)數(shù)の前年同期比76％増は、上位メーカーの中で最大だった。

中國(guó)のスマホ市場(chǎng)は全體として低迷狀態(tài)が続いているが、600ドル以上のハイエンド製品は影響を受けにくいという。中國(guó)では、第2四半期において、600ドル以上のハイエンド攜帯電話の市場(chǎng)シェアが、前年同期比で3．1ポイント上昇して23．1％に達(dá)した。

中國(guó)のスマートフォンメーカー上位5社の2023年第2四半期を見ると、OPPO（オッポ）が17．7％のシェアで1位だった。第2位はVivo（ビボ）でシェア17．2％、第3位はHonor（オナー）で16．4%だったが、Honorは売上臺(tái)數(shù)が前年同期比17．9％減と、大きく落ち込んだ。以下はアップル、シャオミ、ファーウェイの順だった。

Apple（アップル）はiPhone（アイフォン）14シリーズの価格改定以降、消費(fèi)者の人気が明らかに好転した。現(xiàn)在において価格調(diào)整でそれなりの効果を得られるようになったのはアップルだけとされる。アップルはまた「インスタント?リテール」、中國(guó)語(yǔ)で「即時(shí)零售」と呼ばれる、通販サイトで購(gòu)入してから數(shù)時(shí)間で商品が屆く方式を強(qiáng)化していることでも、ハイエンド市場(chǎng)での強(qiáng)みをさらに強(qiáng)固にしている。

一方、ファーウェイのスマートフォン事業(yè)はかつてから、ハイエンド商品に力を入れてきた。依然として米國(guó)などの制裁の影響は殘っているが、新製品のP60シリーズと折りたたみ式ディスプレイのMate X3の好調(diào)によりファーウェイは600ドル以上のハイエンド市場(chǎng)で2位を維持している。（翻訳?編集/如月隼人）