臺(tái)灣メディアのCTWANTは1日、「臺(tái)灣の若者は中國(guó)に行かない」という言説が、観光客のデータによってビンタを食らう（覆される）形になったと伝えた。

記事は、臺(tái)灣のネット掲示板PTTで先日、「自分の周りの友人たちの9割は日本、韓國(guó)、タイを海外旅行先に選んでおり、中國(guó)へ旅行に行くという人は見たことがない」「中國(guó)は言葉の問題もないし、壯大な自然の景色を見ることもでき、コストも高くはない。なぜ中國(guó)に行く人は少ないのだろうか」との投稿が話題になったことを紹介。

そして、この投稿には「以前は中國(guó)に行く人も多かったが今は政治的な不確定要素が多いから」「お金の支払い方（ほぼキャッシュレス決済で中國(guó)內(nèi)の銀行に口座がないと使えない）や臺(tái)胞證（臺(tái)灣居民來(lái)往大陸通行証）の手続きが面倒だからだろう」「中國(guó)の観光地は個(gè)人旅行をする客に対して（さまざまな面で）あまり友好的じゃない」「入ったはいいが出て來(lái)られなくなるのが怖い」といったコメントが寄せられたとした。

一方で、臺(tái)灣交通部観光局の観光統(tǒng)計(jì)資料では、今年1～5月に中國(guó)に渡航した臺(tái)灣人の數(shù)は日本（約140萬(wàn)人）に次いで2番目に多い約42萬(wàn)人で、韓國(guó)（3位、約31萬(wàn)人）やタイ（5位、約26萬(wàn)人）よりも多かったと伝えている。（翻訳?編集/北田）