中國(guó)財(cái)政部は香港特別行政區(qū)で2日、総額120億元（約2388億円）分の2023年第2期人民元建て國(guó)債を発行します。香港特別行政區(qū)政府財(cái)政司および香港の金融関係者は、人民元建て國(guó)債の発行が、國(guó)際金融センターおよび世界のオフショア人民元業(yè)務(wù)のハブとしての香港を一層後押ししていると見(jiàn)ています。

中央政府が香港で人民元建て國(guó)債を初めて発行したのは2009年9月28日で、それ以來(lái)の15年間、香港で毎年、人民元建て國(guó)債を発行してきました。人民元建て國(guó)債の発行はすでに、香港マーケットの実需を形成しています。

香港特別行政區(qū)政府財(cái)政司の陳茂波司長(zhǎng)は、「中國(guó)は世界最大の貿(mào)易國(guó)であり、國(guó)際貿(mào)易における人民元建て決済は今後も増え続けていく。海外の投資家が人民元を得た場(chǎng)合、その人民元を香港の地で投資に使うことができる。今後も香港がオフショア人民元業(yè)務(wù)のハブとしての役割を一層発揮できるよう、環(huán)境を整えていかねばならない」と説明しました。

中國(guó)銀行（香港）有限公司のチーフエコノミストである鄂志寰博士は、「人民元業(yè)務(wù)は國(guó)際金融センターとしての香港にとって、非常に重要で獨(dú)特な、競(jìng)爭(zhēng)力の強(qiáng)い業(yè)務(wù)だ。財(cái)政部による國(guó)債の発行は、オフショア市場(chǎng)により多くの、より魅力的な人民元資産の選択肢を提供し、海外投資家による人民元資産の保有増加という需要を満たすことができる」との見(jiàn)方を示しました。（提供/CRI）