CRI online 2023年8月7日(月) 14時20分
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中國では運動施設が大いに普及し、運動活動もより多様化?科學化?スマート化され、人々の生活に新しい風を吹き込むようになった。
8月8日は中國の15回目の「國民運動の日」だ。2008年北京五輪は8月8日に開會したので、「國民運動の日」の設立は北京五輪を記念し、國民の運動意識を高め、健康的なライフスタイルを提唱するためだった。中國ではそれ以來の15年間で、さまざまな運動場やスポーツ施設が雨後の筍のように出現(xiàn)した。運動施設が大いに普及し、運動活動もより多様化?科學化?スマート化され、人々の生活に新しい風を吹き込むようになった。
特に今年、四川省成都市で開催中のFISUワールドユニバーシティゲームズ(成都ユニバ)や間もなく杭州で開幕するアジア大會、中國全土を席巻した農(nóng)村バスケットボールリーグの「村BA」や農(nóng)村サッカーリーグの「村リーグ」など、スポーツや運動関連の話題が中國で人気が沸騰するトピックスになっている。
北京五輪と北京冬季五輪を契機に、多くの運動施設やスポーツ公園が市民の生活圏に現(xiàn)れた。街角の公園でも市民広場でも、至るところで運動施設や機材を見かける。多くの公園にはスマート運動施設、スマート運動ステーションが設置された。スマート運動歩道を歩くと、歩道沿いにあるスクリーンで自らの移動距離やカロリー消費量、心拍數(shù)などのデータや運動の効果を直ちに把握できるし、同じ歩道で運動している人のデータとの比較もできるから、よりスマートで科學的に運動を楽しめる。
一方で、運動場などスポーツ施設の増加により、スポーツや運動の種類の選択がより多様化し、選択の自由度が増した。ジョギングや登山、サイクリング、水泳、球技などの従來型の種目以外にも、フェンシング、馬術(shù)、アイスホッケー、フリスビー、スキー、トランポリン、ボルダリングなどの新たな運動が流行しつつある。國民の間で運動の意識がより高まり、ますます多くの中國人が體を動かすことで余暇を過ごし、生活への情熱を燃やすようになった。
スポーツは國民の健康に関連し、経済や社會の発展にもつながる。運動を楽しむことが新たなライフスタイルとなり、スポーツ用品の購入、スポーツ教室への參加、新しいスポーツの體験、試合の観戦、運動施設や設備のレンタルなど、スポーツ関連が國民の消費生活の新たなポイントになりつつある。
中國國家統(tǒng)計局によると、中國では2012年以來、新しい消費志向の代表とされる教育?文化?娯楽?スポーツ関連の消費支出が顕著に増加してきた。中國では2025年までに、スポーツ産業(yè)の規(guī)模は5兆元(約100兆円)に達する見込みだ。スポーツが経済と社會の発展を押し上げ、全國民によるスポーツ消費の新時代を迎えている。
同時に、多くの地方では「スポーツ+(スポーツ?プラス)」のビジネスモデルが創(chuàng)出され、住民には恩恵がもたらされ、かつ地方の振興が後押しされている。
例えば、中國西部の寧夏回族自治區(qū)にある賀蘭山運動レジャー公園はかつて、地上に大小の溝が縦橫に走る廃坑跡だった。しかし現(xiàn)地は數(shù)年間にわたる改修によって、エコ観光や運動レジャー、ワイン文化の體験を一體化したスポーツテーマパークに生まれ変わった。毎年ここで開催されるワインマラソンは世界各地のランナーを引き付け、地元は特色あふれるスポーツの町として有名になった。
中國東部の浙江省寧海県許家山村には「伝説の歩道」がある。2009年に誕生したこの歩道は中國初の國家クラスの登山運動歩道で、この歩道を利用してさまざまなアウトドアの関連試合が開催される。この地はまた、オートキャンプ場やテントホテルなどのレジャー施設が整備されたことで、中國全國のアウトドア運動愛好者の「聖地」になった。かつては無名だったこの「石ころだらけの村」に、今では年間60萬人以上の運動愛好者が訪れ、村民の収入は10倍以上にも増えた。
中國が提唱する國民スポーツは、単に體を鍛えるだけでなく、より合理的な運動理念で実現(xiàn)させる科學的で健康的なライフスタイルだ。2019年に発表された「體育強國建設綱要」が定めた目標では、中國のスポーツ産業(yè)は2035年までに國民経済を支える重要な産業(yè)になり、スポーツ産業(yè)がGDPに占める割合は現(xiàn)狀の1%前後から4%にまで上昇する。中國のスポーツ産業(yè)のイノベーションと発展は、國民がよりすばらしい生活を追い求めることを助け、世界にはより多くの恩恵をもたらすことになる。(提供/CRI)
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2023/8/7
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