日本でも「観光公害」が問題に―華字メディア

Record China    2023年8月8日(火) 12時(shí)0分

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日本で発行されている華人向けの新聞、中文導(dǎo)報(bào)はこのほど掲載した記事で、日本でも「観光公害」が問題になっていることについて取り上げた。寫真は成田空港。

日本で発行されている華人向けの新聞、中文導(dǎo)報(bào)(電子版)はこのほど掲載した記事で、日本でも「観光公害オーバーツーリズム)」が問題になっていることについて取り上げた。

観光公害とは、観光客が過剰に増加し、観光地の地域住民の生活や自然環(huán)境に悪影響を與えることを指す言葉だ。

記事はまず、今年6月の訪日外國人客數(shù)は207萬3300人で、単月で200萬人を超えるのは2020年1月以來であること、今年1?6月は1071萬2000人で、上半期で1000萬人を突破し、通年で2000萬人超えも視野に入ることを取り上げた。

その上で、読売新聞の報(bào)道を引用し、國內(nèi)屈指の観光地?京都で観光公害問題が再燃していること、「京の臺所」と呼ばれる錦市場商店街(京都市中京區(qū)、約400メートル)が、通路の幅が約3メートルで店の前で飲食する客がいると人の流れが滯留することから、4月29日からの大型連休中、雑踏事故防止のため、初めて東向きも西向きも左側(cè)を通行するよう徹底し、日本語と英語、中國語で放送を流し、警備員も配置したことを紹介した。

さらに、京都市の観光客數(shù)は2019年まで7年連続で5000萬人を突破し、住民が市バスに乗れないなどの観光公害が問題になったこと、新型コロナウイルスの流行で観光客は激減したが、昨年10月に水際対策が大幅に緩和されるなどして再び増加し、市観光協(xié)會によると市內(nèi)主要ホテルの今年3月の客室稼働率は78%で、前年同月から32.8ポイント上昇し、コロナ禍前の19年3月の85%に迫る勢いであること、JR山陰線(嵯峨野線)は観光客と通勤?通學(xué)客が入り交じる平日の混雑が深刻で、4月中旬からツイッター(現(xiàn)X)で「#嵯峨野線」がトレンド入りし、「パンク狀態(tài)」などと利用者の悲痛な書き込みが相次いだこと、京都市バスでも慢性的な混雑で市交通局には市民から「バスに乗れない」といった苦情が寄せられていることも紹介した。

記事は、こうした観光公害が問題になっているのは、京都のほか、富士山や鎌倉、沖縄の西表島、世界遺産の白川郷、北海道美瑛町なども同様で、全國各地に「まん延」しているとした。

記事はさらに、観光公害のほかにも、奈良公園の鹿を叩くなど外國人観光客による迷惑な行動(dòng)を日本メディアが問題視していることにも言及した。(翻訳?編集/柳川)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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