2023年8月8日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、今夏に公開(kāi)され注目を集める一方で、ミーム問(wèn)題で物議も醸したハリウッド映畫(huà)「バービー」と「オッペンハイマー」が、アカデミー賞レースでも競(jìng)走を繰り広げそうだと報(bào)じた。

記事は、米CNNの6日付報(bào)道で、「バービー」の興行収入が公開(kāi)から17日間で10億ドル（約1432億円）を、「オッペンハイマー」が5億5000萬(wàn)ドル（約790億円）を突破し、両作品がそれぞれ異なる分野での「新記録」を更新したと紹介した。

そして「バービー」については女性が単獨(dú)で監(jiān)督を務(wù)めた映畫(huà)作品として初めて興行収入10億ドル突破を達(dá)成する快挙を成し遂げ、今月中にも「スーパーマリオブラザーズ」を抜いて今年の年間興行収入ランキング1位に躍り出る見(jiàn)込みだとした。また、「オッペンハイマー」については世界の年間興行収入ランキングではまだ7位となっているものの、第2次世界大戦を題材とした作品では17年公開(kāi)の「ダンケルク」が記録した5億2700萬(wàn)ドル（約760億円）を抜いて過(guò)去最高になったと伝えている。

また、中國(guó)本土では「バービー」が公開(kāi)から18日で2億2900萬(wàn)元（約45億5000萬(wàn)円）の興行収入を獲得しており、「オッペンハイマー」は今月30日に公開(kāi)が予定されているとした。

記事は、米國(guó)のエンターテインメント系雑誌「バラエティ」が6日、「バービー」で主人公のボーイフレンド?ケンを演じるライアン?ゴズリングについて「キャリアで最高のパフォーマンスを見(jiàn)せており、アカデミー賞の最優(yōu)秀助演男優(yōu)賞にノミネートされる可能性が高い」と予想するとともに、「オッペンハイマー」で主人公と対立するルイス?ストロース役を演じたロバート?ダウニー?ジュニアについても同じ賞にノミネートされる見(jiàn)込みだと予測(cè)し、「2人の人気スターが登場(chǎng)することで、オスカーの表彰式の視聴率はさらに高まることだろう」としたことを伝えている。

片や米國(guó)の人気人形キャラクターを主人公とするコメディー映畫(huà)、片や「原爆の父」の生涯をモデルとした伝記映畫(huà)という全くことなる性質(zhì)を持つ両作品をめぐってはこのほど、オッペンハイマーの肩に座るバービーの背景にきのこ雲(yún)という第2次世界大戦時(shí)の原爆投下をやゆするようなミーム畫(huà)像「バーベンハイマー」がネット上で拡散した上、映畫(huà)「バービー」の公式SNSアカウントがこの畫(huà)像をシェアしたことが物議を醸し、日本などから批判の聲が出ていた。（翻訳?編集/川尻）