中國(guó)メディアの澎湃新聞は5日、四川省成都市で開催されているFISUワールドユニバーシティゲームズの體操男子個(gè)人総合で日本の橋本大輝が負(fù)傷により棄権したことについて、中國(guó)選手から気遣う聲が上がったことを伝えた。

橋本は4日に行われた個(gè)人総合2種目目のあん馬でバランスを崩して落下。頭を押さえて表情をゆがませた。トレーナーらが処置を施したものの回復(fù)せず、無念の途中棄権となった。なお、橋本は脳振とうだったと発表された。

澎湃新聞の記事によると、個(gè)人総合で金メダルを獲得した中國(guó)の張博恒（ジャン?ボーヘン）は試合後、「橋本大輝選手のけがによる危険は非常に殘念に思っている。彼のけがの狀況はまだ分からないが、深刻でなく、早く回復(fù)してくれることを願(yuàn)っている」と気遣った。また、「彼（橋本）はずっと、非常に尊敬すべき選手であり続けている。この後に続く世界選手権あるいはアジア大會(huì)でまた競(jìng)い合いたい」とも語った。

記事は、「橋本と張はこれまでに2度対戦したことがあり、2021年の世界選手権では張が橋本を抑えて個(gè)人総合優(yōu)勝を果たしたが、22年の世界選手権では橋本がリベンジに成功した」と説明した。

張は、「私たち2人には多くの類似點(diǎn)がある。共にオールラウンダーで點(diǎn)數(shù)も近く、スタイルも似ている」「互いに勵(lì)まし合う関係にあると思う。一緒に出場(chǎng)できれば、試合がより素晴らしく、情熱あふれるものになると同時(shí)に、私たちが引き続き努力して進(jìn)歩する勵(lì)みにもなる」と語った。

また、中國(guó)體操チームの陳偉（チェン?ウェイ）監(jiān)督は「男子體操団體と個(gè)人総合の2種目は、いずれも五輪レベルだった」と高評(píng)価?！笜虮具x手が棄権したことは非常に殘念で、一日も早い回復(fù)を祈っている。次の高いレベルでの対戦を期待している」「今回の試合では技術(shù)的なディテールやチームワークなど、日本の良さが多く見られたので、引き続き自分たちを強(qiáng)化していきたい」と語った。（翻訳?編集/北田）