中國のサッカー専門メディア?射門中國は8日、サッカー女子中國代表のチーム內(nèi)に不協(xié)和音が渦巻いていると報じた。

オーストラリアとニュージーランドで開催中の女子ワールドカップ（W杯）で、中國はイングランドに1-6で大敗するなど振るわず、グループリーグ（GL）で敗退した。アジアカップで活躍した肖裕儀（シャオ?ユーイー）はSNSで今大會では出場機(jī)會がないことに不満を漏らしていた。敗退後には別の選手がチーム批判とも受け取れるコメントを発したことも物議を醸した。

中國代表はいったん解散した後、9月の杭州アジア大會へ向けた合宿で再び集まる。記事はアジア大會について「史上最多の17チームが出場予定。地の利がある中國は、モンゴル、ウズベキスタンと共にA組に入っており、GL突破に大きな問題はない。日本はBチーム（控えメンバー中心）で臨むと見られ、オーストラリアは出場しない。中國にとっては韓國と北朝鮮が主なライバルとなるが、今大會の日本の活躍を見ればBチームであっても十分に注目に値する」と評した。

一方、中國メディアの毎日新報によると、女子中國代表を率いる水慶霞（シュイ?チンシア）監(jiān)督のW杯での采配が論爭を引き起こしたこともあり、今回のW杯に出場した選手の中には杭州アジア大會を欠場する選手もいるとのこと。同記事によると、W杯期間中に起用法に不満を抱いた一部選手がウオーミングアップの指示を拒否するなど、首脳陣と激しく対立したことがあったという。

記事は、「水監(jiān)督は経験の淺い『新人』であることは確かだが、すぐに後任を探すのは難しい狀況だ」とし、「彼女は學(xué)習(xí)し総括する能力が非常に高い人物。W杯での失敗の教訓(xùn)をくみ取り、杭州アジア大會に活かしてくれると信じている」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）