中國政府が10日から日本への団體旅行を解禁するとの報道が、中國でも注目を集めている。

報道によると、中國側(cè)が新型コロナウイルスの感染拡大で停止していた日本への団體旅行を10日から解禁する方針を日本側(cè)に伝えた。関係筋が明らかにした。およそ3年半ぶりに中國人ツアー客が日本に戻ってくることになる。中國は今年に入り、タイやインドネシアへの団體旅行を相次いで解禁していたが、日本は対象外だった。なお、個人旅行についてはすでに認(rèn)められていた。

この情報は中國のSNS?微博（ウェイボー）でも注目を集めており、ネットユーザーからは「これは吉報」「どうやら中日関係がちょっと改善したようだ（いいね）」「（中國で報道が出ていないことから）日本はなぜ事前に知ったんだ？」「私も日本に行きたい」「私は親が行かせてくれない（泣）。日本に思うところがあるから」「私は団體旅行は嫌。個人旅行一択！」「団體旅行が解禁されれば日本便も増えて、飛行機のチケット代も下がってくるだろう。成都市は便は少なくてチケット代が高い」「次はビザ要件の緩和かな」といった聲が上がった。

また、「もう少し（解禁を）後ろ倒しにしてくれないか！せめて8月末」「（個人旅行で日本に行くから）10月以降にしてほしかった」「今後日本の観光地がまた混むだろうな。できるだけツアー客が行かないところに行こう」「（日本在住のユーザー）來ないでくれ。國內(nèi)のデパートでもブラブラしていてくれ」との聲も。

このほか、日本で爆買いの再來を期待する聲があるという情報については、「コロナ後、中國人の財布のひもは固くなった。國內(nèi)消費もイマイチ。日本でたくさん消費するということはあまりないと思う」「日本で今買うものといったら化粧品くらいかな」「7月に北海道に行ったけど、買いたいと思うものはあまりなかった。もっとも、日本は食べ物がおいしくて観光が楽しいのがいいんだけど」とのコメントが寄せられている。（翻訳?編集/北田）