2023年8月10日、新民晩報(bào)は、ソウルでの通り魔事件発生後の韓國(guó)で相次いでいるネット上での殺人予告の書(shū)き込みがさらにエスカレートしていると報(bào)じた。

記事は、韓國(guó)の警察當(dāng)局と國(guó)會(huì)事務(wù)所が8日、ソウル市の複數(shù)の公務(wù)員が「9日午後3時(shí)34分までに野黨?共に民主黨の李在明（イ?ジェミョン）代表を殺害しなければ、図書(shū)館にに仕掛けた時(shí)限爆弾が爆発する」という爆破予告メールを受け取ったと発表したことを紹介。警察によると、脅迫メールは日本のメールアカウントから発信され、電話番號(hào)やファクス番號(hào)などの情報(bào)も記載されていたとした。

一方で、李代表は9日も公の場(chǎng)での活動(dòng)を続けており、爆発物も見(jiàn)つからなかったことを伝えるとともに、韓國(guó)の警察當(dāng)局が日本の警察に捜査協(xié)力を要請(qǐng)したと紹介。日本のメディアによると、送信元のメールアドレスは日本の法律事務(wù)所のもので、警察は何者かがアカウントを盜んだとみてさらに捜査を進(jìn)めていると伝えた。

その上で、韓國(guó)では現(xiàn)在、ネット上での殺人予告が頻繁に出回り、「人混みの中で無(wú)差別に殺す」「ある時(shí)間、ある場(chǎng)所で100人を殺す」など大規(guī)模な無(wú)差別殺人を予告する內(nèi)容のため國(guó)民に大きな不安が広がっており、ネット上では「護(hù)身用品」がトレンドワードになっていると紹介した。また、警察の発表によると、8日午前9時(shí)現(xiàn)在で殺人予告をネットに書(shū)き込んだとして67人が摘発され、そのうち20歳未満が34人おり、刑事罰が免除される14歳未満の未成年者までいたとしたほか、投稿者の大半が「冗談のつもりで」と供述する一方で、多數(shù)の人を殺傷する能力を持つ武器を所有している者もいたと伝えている。

記事は、京畿大學(xué)犯罪心理學(xué)科教授が行った無(wú)差別犯罪に関する調(diào)査では、一人暮らしが長(zhǎng)く、社會(huì)から孤立している人ほど、些細(xì)なことで長(zhǎng)い間抑圧されていた暴力を引き起こす傾向があることが分かったと紹介。韓國(guó)國(guó)務(wù)調(diào)整室が発表した「2022年青少年生活実態(tài)調(diào)査」によると、同國(guó)には約24萬(wàn)人の「孤立青年」がいると推定され、その最大の理由は就職難だと伝えるとともに、韓國(guó)中央大學(xué)の社會(huì)學(xué)教授が「孤立青年」に蓄積された負(fù)の感情を解消し、自らの苦痛を衝動(dòng)的に他者への無(wú)差別犯罪に転化するのを防ぐためのメカニズムを確立するよう提唱しているとした。（翻訳?編集/川尻）