日本で公務(wù)員になりたい人が減少しているという報(bào)道をめぐり、中國(guó)のSNSで日本と中國(guó)の公務(wù)員の違いに関する投稿が反響を呼んでいる。

中國(guó)ではここ數(shù)日、複數(shù)のメディアが相次いで日本の公務(wù)員試験の実情を報(bào)じており、2012年の受験者が2萬3000人だったのに対し、23年の受験者はわずか1萬4000人と史上2番目に少なくなったことを紹介。背景には日本の4割近い公務(wù)員が毎月100時(shí)間以上殘業(yè)するなど、厳しい労働環(huán)境があり、人事院もボーナスの引き上げや「週休3日制」の導(dǎo)入など、待遇改善を勧告したと伝えている。

こうした報(bào)道を受け、中國(guó)のSNS?微博（ウェイボー）やポータルサイトでは「今年の日本の公務(wù)員試験への申し込み數(shù)はわずか1萬4000人」「日本の若者は『食いはぐれのない働き口』から離れる」といったワードがトレンドや検索ランキングの上位に入った。

そうした中、某企業(yè)の社長(zhǎng)で150萬超のフォロワーを持ち、作家としても活動(dòng)するブロガーは10日、「日本人はなぜ役人になりたがらないか。実は日本で『公務(wù)員』とは一つの仕事に過ぎない。個(gè)人の権利や待遇の面で店の販売員や會(huì)社員などの職業(yè)と何も違いはないし、ましてや人の上に立てるということもない。これはわれわれ（中國(guó)）とは正反対のようだ。では、どちらが正常なのか？」と日中の違いについてつづった。

これに、中國(guó)のネットユーザーからは「一方（日本）は真の公僕、もう一方（中國(guó)）は口だけの公僕」「サービス型社會(huì)と特権型社會(huì)とでは比べられない」「民主國(guó)家の公務(wù)員に特権なんてない」「若者が公務(wù)員になりたくない社會(huì)こそが正常な社會(huì)。數(shù)十人、數(shù)百人で一つの公務(wù)員の椅子を爭(zhēng)う社會(huì)こそが異?！埂袱撙螭胜廴摔摔胜辘郡?guó)はおかしい。例えば北朝鮮」「中國(guó)の數(shù)千年におよぶ役人の考え方は深くDNAに刻まれている。これはほぼ変えようがない」といった聲が上がった。

また、「日本の公務(wù)員は私腹を肥やせないからな」「日本は歐米と同じで官僚と一般公務(wù)員は別」という聲や、「日本の公務(wù)員は人民への奉仕を強(qiáng)いられている。われらの公務(wù)員（役人）こそが自ら進(jìn)んで人民に奉仕するんだ（笑）」「どうやら中國(guó)ではみんなが人々に奉仕したいと思うようだ。素晴らしい」など、多くの人が私腹を肥やすために公務(wù)員を目指すという中國(guó)の狀況を皮肉ったコメントも。

このほか、「教育の違いだろう」「公務(wù)員は一つの仕事。（日本を）鑑とすべきだ」「一つ確かなのは、文明が発達(dá)し平等な國(guó)は間違いなく官僚中心主義ではないということ」「反封建の道のりは長(zhǎng)そうだ」などの聲も寄せられている。（翻訳?編集/北田）