2023年8月16日、中國メディアの時(shí)代財(cái)経は、中國のネット上で「北京から上海に飛ぶはずの飛行機(jī)が、なぜか日本の大阪に著陸した」ことが話題になったと報(bào)じた。

記事は、中國のSNS上で16日午後、フライトデータプラットフォームの「フライトレーダー24」提供の情報(bào)を見ると「8月16日午前11時(shí)半に北京空港を離陸し、午後1時(shí)50分に上海虹橋空港に到著する予定の中國國際航空CA1557便が、大阪に向かって飛び、すでに著陸した」との情報(bào)が流れたと伝えた。

その上で、航空情報(bào)に詳しい人物がネットユーザーの報(bào)告について「誤解だ」と指摘し、「8月15日の北京発上海行きCA927便がキャンセルとなり、16日にこの補(bǔ)充便となるCA972D便が大阪に飛んだ。16日のCA1557便は航空會(huì)社の都合で14日時(shí)點(diǎn)ですでに欠航となっており、本來この便で使われる予定だった飛行機(jī)がCA927D便に割り當(dāng)てられて大阪に向かったものの、フライトデータプラットフォームではCA1557のままになっていたため、誤解が生じた」と説明したことを伝えた。

記事は、フライトが天候や故障などで遅延、行き先変更、欠航となった場合には補(bǔ)充便を飛ばす必要があり、航空會(huì)社は元の便名の最後をアルファベットにしたものを補(bǔ)充便名とするという「中國民航報(bào)」の以前の報(bào)道を紹介した。

この件について、中國のネットユーザーは「國內(nèi)を飛ぶはずの飛行機(jī)が突然國外に飛んだ訳ではない。フライトデータ情報(bào)がちゃんと更新されていなかっただけのこと」「日本の防空體制はどうなってんだと思ってしまった」「上海に行くはずの飛行機(jī)が本當(dāng)に日本に向かって飛んじゃったとしたら、乗客はどうするのか」「本當(dāng)に間違えて飛んでいたら、とっくに乗客から聲が出ているだろうに」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）