中國(guó)人民銀行（中央銀行）が権限を授與した全國(guó)銀行間貸出センターは21日、最優(yōu)遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）の今年2回目の利下げを行うことを明らかにした。1年物の金利は前回の調(diào)整から10ベーシスポイント（bp）引き下げて3．45％とし、5年以上は據(jù)え置いて4．2％とした。

今年に入って、1年物L(fēng)PRは20bp引き下げられることになる。6月20日に行われた今年初めての利下げでは、1年物も5年以上も10bp引き下げられていた。

福建省徳化友盛陶瓷有限公司の顔旭東総経理は「LPRの再利下げは好材料」と非常に喜び、「當(dāng)社は日本から日用陶磁器の新たな注文を受けたばかりで、調(diào)達(dá)コストがより低い資金を獲得できれば、財(cái)務(wù)コストをさらに抑え、速やかに原材料を購(gòu)入して生産をスタートする上で有利だ」と話した。

顔総経理は、「7月末、當(dāng)社は中國(guó)建設(shè)銀行から1000萬(wàn)元（1元は約20．0円）の融資を獲得して6月のLPR引き下げのメリットを享受した。金利は引き下げ前なら3．8％だったのが3．4％に下がり、4萬(wàn)元を超えるコストの削減になった」と続けた。

専門家は、「3カ月近くでLPRが2回引き下げられ、反循環(huán)的調(diào)整の役割が大きく強(qiáng)まり、積極的な政策のシグナルが発信されたことは、経済の持続的な回復(fù)好転を推進(jìn)する上でプラスになる」とした。東方金誠(chéng)國(guó)際信用評(píng)估有限公司の王青チーフマクロアナリストは、「今回の1年物L(fēng)PRの利下げは企業(yè)と個(gè)人の資金調(diào)達(dá)コストを持続的に引き下げることになり、ひいては消費(fèi)と投資の原動(dòng)力をかき立て、経済の持続的な回復(fù)好転に向けて力を蓄えることにつながる」との見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS）