2023年8月24日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、臺灣が中國本土からの旅行者に対する規(guī)制緩和を発表したことを報じた。

記事は、臺灣の大陸委員會が24日、中國本土から商務(wù)目的で臺灣を訪れる旅客について28日より制限を緩和するほか、第三國に在住、留學(xué)する中國本土籍の観光訪問申請についても管理可能なリスクと適切なサポートを前提に9月1日から再開すると発表したことを紹介した。

また、団體旅行についても計畫の再開を推進(jìn)し、當(dāng)初は1日當(dāng)たり延べ2000人の中國本土ツアー客を受け入れる方針を示した一方で、具體的な実施日については「今後1カ月の準(zhǔn)備期間をおいて、中國本土の反応を見て決定する」としたことを伝えた。

臺灣と中國本土間の渡航については、新型コロナによって完全に停止した後、中國本土の臺灣事務(wù)弁公室が今年5月19日に臺灣人ツアーの受け入れを再開すると発表した一方で、臺灣當(dāng)局は現(xiàn)時點で個人旅行でのみ中國本土への渡航を認(rèn)め、ツアー旅行については認(rèn)めていない。また、中國本土も臺灣へのツアー旅行を認(rèn)めておらず、今年2月に一部の國?地域向けに団體旅行を解禁した際、そして今月上旬に日本や米國を含めた新たな団體旅行解禁措置が取られた際にも臺灣は対象に含まれなかった。

記事は、臺灣観光業(yè)者協(xié)會の李栄浩（リー?ロンハオ）會長が「新型コロナの大流行以前、臺灣の観光産業(yè)の3分の1以上は中國本土客が占めていた?，F(xiàn)在の健全ではない観光業(yè)界の狀況は新型コロナとは無関係。臺灣當(dāng)局が打ち出している措置が非常に不十分であることが原因だ。われわれには中國本土の観光客が必要だ。観光産業(yè)は苦しんでいる」と訴えたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）