「日本の処理水放出で魚が大量死」、臺灣でフェイク映像出回る―臺灣メディア

Record China    2023年8月28日(月) 16時0分

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東京電力福島第一原発が24日、処理水の海洋放出を開始したことをめぐり、臺灣のネット上でフェイク映像が出回っているようだ。

東京電力福島第一原発が24日、処理水の海洋放出を開始したことをめぐり、臺灣のネット上でフェイク映像が出回っているようだ。

臺灣でこのほど「臺灣のニュースが報じない、日本の核廃水放出後、近海で魚が大量死した狀況」との動畫が出回った。動畫には海岸近くで魚が大量に死んでいる様子が映っている。このうわさについて、臺灣のファクトチェックサイト?MyGoPenは28日、問題の動畫は2023年2月にすでにネット上に投稿されていたものであり、8月24日の処理水放出とは無関係であると指摘した。

この「魚大量死」の動畫をめぐっては、今年2月に「日本の海岸に大量のイワシ、すでに核廃水の放出を開始しているのでは?」とのうわさが立っていたが、MyGoPenは3月16日に「動畫が撮影されたのは新潟県糸魚川市であり、専門家からはイルカに追い込まれた可能性があるとの見方が示されている」として、フェイクであると報じていた。

また、MyGoPenは別の記事で、「日本の原発の汚染水海洋放出の様子」とされる動畫が出回っているものの、実際は20年6月にメキシコで発生した汚水流出事故の映像であると指摘し、こちらもやはりフェイク動畫であると注意を呼び掛けている。


一方、中國のSNS?微博(ウェイボー)では27日、「日本のスーパーでは海鮮が割引されても誰も買わない」との動畫を上游新聞など複數(shù)のメディアが取り上げている。動畫は中國人が日本のスーパーの店內(nèi)で撮影したものとみられ、「ほかの商品は元の値段だが海鮮(刺し身)は売れないので割引シールが張られ始めた」「海鮮コーナーには客が誰もいない」などと紹介している。単に消費期限が近い商品に割引シールが張られていたり、たまたま客が少なかった時間に撮影したりしただけの可能性もあるが、ネット上では大きな反響を呼んでいる。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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