「中國人へ…」新宿の飲食店の看板に中國人男性が激怒、警察を呼び書き換えさせる=ネットでは稱賛の一方で…

Record China    2023年8月29日(火) 12時0分

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中國人男性が日本の飲食店の店先に掲げられたボードの內(nèi)容を書き換えさせる動畫が、中國のネット上で稱賛を浴びている。

中國人男性が日本の飲食店の店先に掲げられたボードの內(nèi)容を書き換えさせる動畫が、中國のネット上で稱賛を浴びている。

日本が24日から東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を開始したことに中國が強(qiáng)く反発する中、28日に中國のSNS上で東京?新宿のとある飲食店が店先に掲げているブラックボードの內(nèi)容が大きな注目を集めた。ボードには「中國人へ 當(dāng)?shù)辘问巢膜先聘u県産です」と書かれていた。

これに憤慨した中國人男性が実際に店まで訪れ動畫を撮影。その場で110番に電話をかけて警察官を呼び出し、「自分は中國人だが、なぜ『中國人へ』と書かれているのか!」と不満を訴えた。店主が不在だったため待っている間、警察官は「店主が來ても冷靜にお願いします」と興奮する男性をいさめた。

店主から話を聞いた警察官が、「中國人とかは関係なく、福島県産のものが嫌なのであればうちの店には入らないでくださいねということ」と説明すると、男性は「これは國籍差別につながる。なぜ(わざわざ)中國人に知らせるのか」「全ての食材は福島産と書いているが本當(dāng)なのか。違ったら詐欺じゃないか」と応じた。

さらに警察官が「最近報(bào)道とかで中國人が気にしているということだったので代表して中國人と書いているが、イギリス人だろうとアメリカ人だろうと(同じという意図)」と話すと、男性は「それなら『お客様へ』とかでいいはず。なぜ中國人なのか。差別だ」と納得せず。

警察官は「お店の経営者の権利、判斷でやっていることなので、警察としてはそういう書き方はだめだということはできない」と説明、「日替わりで書くことは変わるらしいので明日には変わる」と伝えると男性は「今日変えてくれるか」と要求。店主はこれに応じてボードを書き換えた。

この間にたまたま通りかかった高齢男性が「こういうふうに書いたら良くないよね」と話しかけると、男性は「良くないですよね?どう思いますか?差別ですよね?」と質(zhì)問し、高齢男性はうなずいた。また、高齢男性が自分は弁護(hù)士だと明かし、「あなた方(警察官)信用できないから民事だね。話を聞くよ」と男性に名刺を渡した。

男性は最後にカメラに向かって「警察と店主とのやり取りでボードを撤去させた。もし國外で自分が差別されている、不快だと感じたら、必ず勇気を持って立ち上がり反撃しなければならない。われわれは正當(dāng)な権利をもって要求を通さねばならない。全ての人が尊重されなければならない」と興奮気味にまくしたてた。

中國のネットユーザーからは「この兄ちゃん、できるな」「すごいぞ」「カッコ良すぎる。このように気骨を持つべき!」「韓國人でも、アメリカ人でも、イギリス人でもなく、中國人とだけ書く。これが差別でなく何なのだ!」「こういう堂々とした人は尊敬する」といった聲や、「この弁護(hù)士の方は素晴らしい!」「驚いた。通りかかった弁護(hù)士はとても正義感があり、強(qiáng)気。警察に物言えるなんて」といった聲が上がり、多くの共感を得ている。

一方で、少數(shù)ながら「日本の処理水放出に反対しているのは中國人だけだから(あのように書かれていた)」「中國人が反対しているのだから中國人に向けて書くことのどこが問題なのだろう」との聲も。

このほか、「うわ。そっちの警察官ってすごく禮儀正しいんだな」「もし中國ならカメラは絶対沒収されてるね」「文明的な法執(zhí)行を見た。話し合いも非常に理性的だ」など終始冷靜に対応した日本の警察官の姿勢を稱賛するコメントも書き込まれている。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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