中國(guó)の老舗食品メーカーが、同社の商品に「日式（和風(fēng)）」と記されていることへの批判に回答した。

中國(guó)の現(xiàn)地メディアによると、食品メーカー?偉龍食品が販売する商品「日式小圓餅（和風(fēng)ビスケット）」に批判の聲が上がったことを受け、同社はこのほど発表した聲明で「同商品は単に日本風(fēng)のビスケットというだけ。國(guó)外で作れる物はわれわれも作れるということから、當(dāng)時(shí)『日式小圓餅』と名付けた。原材料は國(guó)內(nèi)の物を使っており、製造も自社の工場(chǎng)で行っている」と説明した。

また、消費(fèi)者に商品名の影響を受けないよう呼び掛ける一方、「中式（中國(guó)風(fēng)）小圓餅」や「?jìng)埿A餅」に改名することも可能との見方を示した。24日に東京電力福島第一原発の処理水海洋放出が開始されてから、中國(guó)では日本関連の商品?サービスへの批判や不買が相次いでいる。

中國(guó)のネットユーザーからは「日本の物だと思ってた」「商品名から包裝まで日本風(fēng)を売りにしている菓子メーカーは多いからな。消費(fèi)者は日本から輸入したものと勘違いしやすい」との聲や、「?jìng)埧谷招A餅にしては？」「抗日ビスケット！悪くないよ」などと悪ノリする聲、「（消費(fèi)者の）手のひら返しがすごい」「“日本風(fēng)”でも稼げなくなっちまったな」「日本と名の付くものは全て排除すれば？それがどれだけ大変なことか」などとあきれる聲などが寄せられている。

また、「日本風(fēng)」への過(guò)度な批判について、「文字の獄（もんじのごく）がまた始まったぞ！」「文字の獄かよ。改名までする必要ないだろう」「それ（文字の獄）が怖いところ。ネット民は自分で考える力が全くないから」など、古代中國(guó)の言論統(tǒng)制になぞらえるコメントも少なくない。（翻訳?編集/北田）