2023年9月1日、韓國メディア?韓國経済は「中國家電がサムスン電子?LG電子の庭を占領(lǐng)していく兆しが見られる」と伝えた。

記事によると、今月1～6日に獨ベルリンで開催される「IFA 2023（國際コンシューマ?エレクトロニクス展）」に參加する企業(yè)は全2059社で、このうち1293社が中國企業(yè)だという。韓國（165社）の7倍以上、米國（61社）の20倍以上となっている。開幕日の1日には、中國スマホメーカー「栄耀（Honor）」CEOの趙明氏、大手家電メーカー「ハイセンス（Hisense）」CEOのFisher Yu氏が基調(diào)演説を行ったといい、「中國家電業(yè)界の勢いが表れている」と伝えている。

Honorは今回、7月に発表したフォルダブル（折り畳み）スマートフォン「Honor Magic V2」を披露している。同製品は折り畳んだ狀態(tài)の厚さが10ミリ以下という薄型の筐體となっている。家電メーカーのTCLは、テレビの新製品を複數(shù)、公開する。今月、歐州で発売する98インチLCDテレビ「98P45」も含まれる。同製品は僅か2800ユーロ（約44萬円）という価格で、韓國製品の価格の半分ほどの水準(zhǔn)だという。同社は2022年から90インチ以上の超大型テレビを市場に送り出し、98インチテレビ部門の出荷量で市場1位に浮上した。

記事はこうした中國家電業(yè)界の波狀攻撃が「サムスン電子とLG電子に対する直撃弾となっている」と伝えている。市場調(diào)査會社のOmdiaによると、上半期のテレビ市場規(guī)模（販売金額ベース）は前年同期比4．3％減少の454億6874萬ドル（約6兆6051億円）と集計された。サムスン電子とLG電子のシェアは31．2％と16．2％で市場1、2位を2年連続で守ったが、両社とも前年よりシェアを落とした。サムスン電子は前年同期比0．4ポイント下落、LG電子は同1．2ポイント下落となっている。

この両社のシェアを奪ったのが、中國メーカーだという。TCLとハイセンスはそれぞれ前年同期比1．5ポイント上昇の10．2％と同1．3ポイント上昇の9．5％で、市場3、4位となった。5位は日本のソニーで、やはりシェアが7．4％から5．7％に落ちている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「こうなったのは産業(yè)スパイのせいだろ」「技術(shù)を売り渡すような売國奴は厳罰に処すべき」「中國の武器は人の多さとコピー。絶対的な品質(zhì)で勝負(fù)しなければいけない」「プレミアムクラスの製品で勝負(fù)すればいい」「サムスンやLGが中國に投資するのは愚行だ。技術(shù)をただくれてやるようなものじゃないか。次は中國に追い抜かれるぞ」「中國製品の質(zhì)の低さが知れ渡れば、造船がそうだったように、また韓國製品が求められる日が來る。技術(shù)優(yōu)位を維持することが重要だ」などのコメントが寄せられている。（翻訳?編集/麻江）