中國(guó)の著名なスポーツ評(píng)論家で司會(huì)者の黃健翔（ホアン?ジエンシアン）氏が「中國(guó)がサッカーもバスケもダメな理由」について自身の過(guò)去の主張を改めて振り返った。中國(guó)のスポーツメディア?捜狐體育が4日付で伝えた。

現(xiàn)在開(kāi)催中のFIBAバスケットボールワールドカップ（W杯）2023で中國(guó)は1勝4敗となり、パリ五輪出場(chǎng)を逃した。これについて黃氏は「中國(guó)男子バスケットボールの歴史的失敗」と斷じた上で、「中國(guó)がサッカー、バスケットボールでうまくいかないのはプロ化のせいではなく、偽プロ化のせいだ」と主張。自身が十?dāng)?shù)年前につづった古い文章が現(xiàn)在にも當(dāng)てはまるとしてSNSに掲出した。

黃氏は同文章で「なぜスポーツの挙國(guó)體制システムに反対するか。それは3大球技の過(guò)去、現(xiàn)在、未來(lái)を見(jiàn)れば分かる」とし、サッカー、バスケットボール、バレーボールを例に、學(xué)校や地域に根付いていない中で國(guó)が少數(shù)の「スポーツ特殊兵」に金を投じて厳しい訓(xùn)練を課して育成するやり方では、マイナー競(jìng)技でしかトップを爭(zhēng)うことはできないと指摘?！弗幞弗悌`な団體競(jìng)技では、國(guó)が資金を投下することで天才を生み出したり、戦力がそろったチームを作り出したりすることはできない」とした。

その上で、「必要なのはその競(jìng)技に參加する若者の母數(shù)。天才の出現(xiàn)は確率的なものだ。そのため、われわれの3大球技はますますダメになるだろう」と予測(cè)。中國(guó)のスポーツ挙國(guó)體制が學(xué)校體育や地域コミュニティーでのスポーツを害し、メジャースポーツの成績(jī)を害し、スポーツ人材の輩出を害してきたことは爭(zhēng)いようのない事実だとし、こうしたやり方は小型の小規(guī)模の競(jìng)技において子どものうちから専門(mén)的に訓(xùn)練することでしかその効果を発揮しないと指摘した。

そして、「各方面から保護(hù)され、コストと時(shí)間をかけて育てられたマイナー競(jìng)技の選手たちは優(yōu)勝できなければ失敗とみなされる。優(yōu)勝したとしても、一般市民たちのスポーツ意欲や健康増進(jìn)には何の関係もない。なぜなら多くのそうした競(jìng)技は市民にとって『五輪版の雑技パフォーマンス』に過(guò)ぎず、普段から興味を持つ人はおらず、その競(jìng)技を行える環(huán)境もないからだ」と述べた。

黃氏は同文章で「中國(guó)に優(yōu)位性のあるマイナースポーツに反対しているわけではないが、すべて挙國(guó)體制でいくと利益も効果もなく早晩、危機(jī)が爆発する」とし、「費(fèi)用を?qū)W校體育の回復(fù)と健全な発展に使い、體育を教育へと戻し、子孫たちをより健康にし、若者たちにもっとたくさんスポーツに觸れさせるべき」と指摘。「早期にプロ化しなければ外國(guó)人に追いつけないという人がいるがそれは完全なる間違いで、1930年代に中國(guó)サッカーがアジアを長(zhǎng)年制していた時(shí)のチームの主軸選手は知識(shí)分子たちで、彼らは學(xué)校から生まれた。誰(shuí)かが彼らに投資して育てたわけではないが、彼らはそれでもアジアを制したのである」と訴えた。

そして改めて、「われわれに必要なのは學(xué)校體育と地域スポーツを基礎(chǔ)とした正常で健全で健康的なスポーツシステムであり、少人數(shù)による挙國(guó)體制や金メダル製造ラインではないのである」と述べている。（翻訳?編集/北田）