中國(guó)で今年配信され、視聴者の注目を集めた「長(zhǎng)月燼明」「蓮花樓」「長(zhǎng)相思」などの話題のドラマ。出演者の演技やCG制作、アクションなど作品自體への高い評(píng)価が寄せられる一方で、「主人公の父や師匠の顔がかぶっている。その理由は新型コロナによる行動(dòng)制限」との投稿がファンの関心を集めている。

「かぶり」で注目されている渦中の人物は、ホアン?ハイビン（黃海冰）、ジョン?グオリン（鄭國(guó)霖）、ユー?ボー（于波）、ホー?チョンホア（何中華）の4人。一昔前は古裝イケメンとして、今は父、師匠、皇帝役として視聴者の目に觸れる機(jī)會(huì)が多くなっているベテラン役者だ。

ホアン?ハイビンは今年だけ（配信予定も含む）でも、「長(zhǎng)月燼明」で澹臺(tái)燼（レオ?ロー/羅雲(yún)熙）の師匠、「灼灼風(fēng)流」でヒロイン慕灼華（ジン?ティエン/景甜）の父、「花戎」で悪役の天帝、「寧安如夢(mèng)」でヒロイン（バイ?ルー/白鹿）のライバル役の父、「雲(yún)襄伝」で主人公?雲(yún)襄（チェン?シャオ/陳暁）の友人宅の執(zhí)事などの役に挑んでいる。「陽(yáng)気で優(yōu)しい澹臺(tái)燼の師匠が、『花戎』では妻を殺し、子の肉體を奪ったむごい悪役」などの書き込みが寄せられている。

ジョン?グオリンは、「灼灼風(fēng)流」の皇帝役、「七時(shí)吉祥」のヒロイン祥雲(yún)（ヤン?チャオユエ/楊超越）の3世にわたる父、「長(zhǎng)月燼明」のヒロイン黎蘇蘇（バイ?ルー）の養(yǎng)父、「長(zhǎng)相思」の小夭（ヤン?ズー/楊紫）の父などの役を演じた。ファンからは、「ジョン先生は今年だけで六つの時(shí)代劇で父役をこなしている」「ヤン?ズー、バイ?ルー、ヤン?チャオユエの父として心を煩わしてきた」などの書き込みが見られた。

ユー?ボーは、「七時(shí)吉祥」の主人公?初空仙君（ディン?ユーシー/丁禹兮）第一世の父、「蓮花樓」の百川院の院長(zhǎng)、「長(zhǎng)月燼明」の白髪の上古妖王、「少年歌行」の剣仙役などで出演?！竷?yōu)しそうに見えて初空のしつけにはめちゃ厳しい父さん」「溫厚そうに見えて悪役もしっかり」のほか、「ミッキー?ホー（何晟銘）とユー?ボーは出演の合間に武術(shù)指導(dǎo)にも當(dāng)たったらしい」などのリーク情報(bào)も寄せられている。

ホー?チョンホアは、「少年歌行」でヒロインの父で槍仙の司空長(zhǎng)風(fēng)、「蓮花樓」で皇帝、「長(zhǎng)風(fēng)渡」で幽州節(jié)度使（のちに皇帝）、「長(zhǎng)月燼明」で盛王役などを務(wù)めた。ファンからは「皇帝御用役者」として親しまれている。

また、「かぶり」の頻度が高い理由については「新型コロナの行動(dòng)制限で橫店影視城（ドラマの撮影地）から出られず、ドラマに次々出演するしかなかった」とのこと。今年に配信された時(shí)代劇のほとんどは2021年から2022年に制作されたもので、ちょうど中國(guó)で新型コロナによる行動(dòng)制限が敷かれた時(shí)期と重なっている。

この意外過ぎる理由に中國(guó)SNS?微博（ウェイボー）では「今年は特によく見掛けると思ったら、これが原因だったのか」「衣裝かぶり、じゃなくて父と師匠もかぶるのか！」「僕らは家に閉じ込められて暇だったのに、彼らは多忙だったのね」「なんだろう、ちょっと面白いかも」「イケメンな父と師匠をたくさん見られて幸せ」などのコメントが殺到した。（編集/RR）