2023年9月4日、中國メディアの界面新聞は、上海市の上空に「謎の飛行物體」が出現(xiàn)したとネットユーザーの間で注目されたことを報じた。

記事は、同市で9月1日に美しい夕焼けが見られるとともに、同市寶山區(qū)では多くのネットユーザーが「突然火の玉のようなものが上空から高速落下している。UFOかもしれない」として畫像や映像を相次いで公開し、議論を呼んだことを紹介した。

その上で、中國気象局公共気象サービスセンターは中國のSNS微博（ウェイボー）の公式アカウントを通じてこの現(xiàn)象が「飛行機雲(yún)」のように見えるとの見解を示し、同市気象局も當(dāng)時の飛行機の運行狀況を確認(rèn)する必要があるとしながらも「飛行機雲(yún)が拡散した後で形成されたものの可能性が高い」と推測したことを伝えた。

記事は、晴天にジェット機が高高度を飛行している際に見る「飛行機雲(yún)」について、 ジェット機の煙ではなく、航空機の排気ガスと周囲の環(huán)境が空気と混合した後、水蒸気が凝縮して特殊な雲(yún)系になったもので、航空界と航空気象學(xué)では「航跡雲(yún)」と呼んでいることを紹介。存在時間はそれほど長くなく、通常はすぐに消えるものの、好條件の場合は1時間以上存在してより広い雲(yún)層に拡大することもあるとしたほか、一般的には冬の方が夏よりも多く見られ、 雲(yún)層の厚さは平均1キロから2キロだと説明したことを紹介した。

さらに、飛行機雲(yún)は下の方では色が薄く、上方に向かって次第に長く太く濃くなり、ある高度に達(dá)すると再び色合いが薄くなる特性を持つと説明している。（翻訳?編集/川尻）

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— 中國動畫 (@RC00547555) September 5, 2023