臺灣で行われた最新の世論調(diào)査で、臺灣獨立を支持する人が5割近くに達していることが分かった。TVBS新聞網(wǎng)など複數(shù)の臺灣メディアが報じた。

臺灣の民間シンクタンク?臺灣民意基金會が1日発表した世論調(diào)査で、「臺灣獨立」を支持すると回答した人が今年2月の前回調(diào)査から4．9ポイント増え48．9％に上った?！脯F(xiàn)狀維持」は2．9ポイント増の26．9％、「両岸統(tǒng)一」は0．5ポイント減の11．8％だった。また、「意見なし」「分からない」「回答拒否」は12．3％だった。

賛成派と反対派を細かく見ると、「臺灣獨立を堅持する」が28．6％、「獨立に賛成だが堅持はしない」が20．3％、「統(tǒng)一に賛成だが堅持はしない」が9．2％、「統(tǒng)一を堅持する」が2．6％だった。

年齢別では特に若年層に獨立志向の人が多く、20～24歳では53％、25～34歳では62％、35～44歳では58％が獨立を支持した。45～54歳の獨立を支持する人は全年代中最低の39％にとどまったが、統(tǒng)一支持ではなく現(xiàn)狀維持が36％と他の年齢層に比べて多かった。

支持政黨別では、民進黨支持者で獨立を支持する人が72％に達し、現(xiàn)狀維持は16％、統(tǒng)一支持は5％だった。一方、國民黨支持者では獨立支持が18％にとどまったものの、現(xiàn)狀維持が36％と統(tǒng)一支持の35％よりも多かった。このほか、民衆(zhòng)黨支持者では獨立支持が43％、現(xiàn)狀維持が40％、統(tǒng)一支持が8．5％だったという。

同基金會は「半年前と比べて獨立派と現(xiàn)狀維持派が増え、統(tǒng)一派には明らかな増減はない」とし、「國內(nèi)外の政治的な條件によって多くの臺灣人は獨立を急いでいないが、獨立の方向へ進むことが臺灣の主流の民意と言える」と指摘。一方で「臺灣政府が青（國民黨）か緑（民進黨）かに関わらず、長きにわたって『臺灣人は永遠に現(xiàn)狀維持を望んでいる』と宣伝してきたことは、完全に意図して作られた虛像であり、國際世論を誤った方向へ導き、臺灣の政治発展に不利益である」と主張している。（翻訳?編集/北田）