2023年9月5日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは、中國の電気自動(dòng)車（EV）最大手のBYDが今後數(shù)年で自動(dòng)車産業(yè)界のリーダーになるとする仏紙ル?モンドの評論記事を紹介した。

評論記事は、23年の1?7月にBYDはEV140萬臺を販売し、テスラを50萬臺上回ったほか、すでにBMWやメルセデス?ベンツを抜いて自動(dòng)車生産臺數(shù)の世界トップ10に入ったと紹介した上で「現(xiàn)在のペースでいけば、BYDが自動(dòng)車業(yè)界の世界的リーダーになるのに數(shù)年しかかからないだろう」と伝えた。

そして、BYDの成功の秘密について「垂直統(tǒng)合とバッテリー研究開発にある」と指摘。BYDはリチウム鉱山を所有し、世界中のメーカーに部品を販売することで22年には前年比5倍の利益を生み出し、23年にも同3倍の利益が出る見込みだとした。また、バッテリーで稼いだ資金によって國際事業(yè)を大々的に展開し、世界各地、特にヨーロッパでの工場建設(shè)を進(jìn)めていると伝えたほか、すでに世界で630萬人の従業(yè)員を抱えており、今年採用したエンジニア3萬人の80％は研究開発作業(yè)を擔(dān)うと紹介した。

評論記事は、中國が2000年代にファーウェイ、アリババ、テンセントといったスター企業(yè)を輩出してインターネットと通信分野で目覚ましい成長を遂げたのに対し、新型コロナからの経済回復(fù)が急がれる現(xiàn)在は電気自動(dòng)車に依存しており、今年にも年間の輸出臺數(shù)が日本を抜いて世界最大の自動(dòng)車輸出國になると予想されていると紹介。また、重要分野の多くを國有企業(yè)が牛耳る中で、自動(dòng)車分野の市場競爭をリードしているのが民間企業(yè)であることも特筆すべき點(diǎn)として挙げた。（翻訳?編集/川尻）