人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2023年9月10日(日) 22時(shí)0分
拡大
多くの収入は求めず、少しだけ稼げればいいという「小掙青年」が最近、SNSで注目されている。
多くの収入は求めず、少しだけ稼げればいいという「小掙青年」(「掙」は中國(guó)語(yǔ)で稼ぐという意味)が最近、SNSで注目されている。彼らは暮らしに対して高い要求はせず、毎日少しの収入があればよく、早くたくさん稼ごうとは思っていない。こうした「小掙青年」の多くは、小さなショップや屋臺(tái)を開いたり、個(gè)人メディアをやったりして収入を得ている。
桂桂さんとそのボーイフレンドは屋臺(tái)で焼きソーセージを売っている。1カ月で3-4萬(wàn)元(1元は約20.2円)の売上があるが、コストを差し引くと、最終的な儲(chǔ)けは多くはない。とはいえ、桂桂さんはソーセージの味や売り方には工夫を凝らしている。これまでにあった焼きソーセージと味の差別化をはかるため、ネットで人気の軽食の味付けを參考にした。それだけでなく、ショート動(dòng)畫アプリ「快手」で焼きソーセージの下ごしらえから屋臺(tái)を出すまでのプロセスをアップし、ソーセージを焼く様子をライブ配信している。桂桂さんが屋臺(tái)を出している夜市に焼きソーセージの屋臺(tái)は6-7店あるが、「うちみたいにオンラインで同時(shí)配信しているところはないし、うちと同じような味のソーセージもない」と桂桂さんは胸を張る。
「小掙青年」はお金を稼ぐのが目的の人もいれば、経験を得るのが目的の人もいる。既存メディアでドキュメンタリーや娯楽ニュース番組でアフレコを擔(dān)當(dāng)してきた聲優(yōu)の彭璇さんは、ここ數(shù)年間、危機(jī)感を募らせていた。というのも、ここ2年ほどの間に人工知能(AI)によるアフレコがますます人間に近づき、ミドル?ローエンドのアフレコ市場(chǎng)はAIに取って代わられつつあるからだ。そこで彭さんは「快手」でショート動(dòng)畫のアカウントを開設(shè)し、仕事の可能性を少しでも広げようとした。アナウンスを大學(xué)で専攻した彭さんは、最初は普通話(標(biāo)準(zhǔn)中國(guó)語(yǔ))のレッスンや発聲のテクニックなどを伝える動(dòng)畫を発信していたが、「いいね!」は數(shù)十個(gè)しかつかず、再生回?cái)?shù)も數(shù)百回止まりだった。転機(jī)は今年4月初めに訪れた。たまたま映畫のアフレコを自分なりにやってみたところ、若いネットユーザーの興味を引き付け、再生回?cái)?shù)は最終的に數(shù)百萬(wàn)回に達(dá)した。現(xiàn)在、個(gè)人メディアアカウントを通じて一定のリターンを得ている彭さんは、アフレコ動(dòng)畫を定期的に配信するようになり、動(dòng)畫制作も試みている。さらに、最近はより難度の高いライブ配信にも挑戦しようとしている。
経済回復(fù)を背景として、大勢(shì)の若者が生活を見直した。高望みせず、投げやりにもならず、自分の出來る範(fàn)囲でコストの少ない投資をして、1歩ずつゆっくりと進(jìn)み、浮つかずにその日その日を著実にまじめに過ごす。こんな「小掙」という姿勢(shì)が若者の新しいライフスタイルとなっている。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS)
この記事のコメントを見る
Record China
2023/9/6
2023/9/7
Record Korea
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る