金の価格が高騰し、中國(guó)の小売市場(chǎng)で1グラム600元（約1萬(wàn)2000円）の大臺(tái)を突破した。それでも消費(fèi)者の金への情熱が冷めることはなく、若者は新たな資産運(yùn)用スタイルである「グラム単位の金商品投資」に熱中している。

金を取り扱う店を取材すると、金価格の持続的な高騰にもかかわらず、消費(fèi)者はこれまでと同じように絶え間なく來(lái)店する。常に金商品を買(mǎi)っているという李さんは、「金価格は最近、高い水準(zhǔn)にあるが、長(zhǎng)い目で見(jiàn)ると金価格は上昇傾向にある。その上、中國(guó)の伝統(tǒng)的な習(xí)慣では、結(jié)婚などの節(jié)目に金のアクセサリーが必需品になるので、必要であれば買(mǎi)うべきだ」と話す。

SNSプラットフォームを検索してみると、多くのネットユーザーが自分の購(gòu)入した數(shù)グラムの金の寫(xiě)真や動(dòng)畫(huà)をアップしている。粒狀の金商品「金豆」を透明なガラス瓶にいっぱいになるまでこつこつ集めた人もいて、「金豆」は今や若者に人気の資産運(yùn)用方法となっている。

「金豆」は通常、約1グラムの金を指し、加工料金がかからないため、金市場(chǎng)の動(dòng)きがそのまま価格に反映される。數(shù)十グラムや100グラム以上のインゴットに比べ、1グラムの金の粒は購(gòu)入のハードルがぐっと下がるため、金投資をしたい若者に始めるきっかけを與えている。

「中國(guó)黃金ジュエリー消費(fèi)調(diào)査白書(shū)2021」によると、金を扱う店の消費(fèi)層のうち、25～35歳の若い世代が7割を超えている。うち若者が金を買(mǎi)う時(shí)の重要なルートはECで、數(shù)グラムの金商品の人気が出ると、多くのジュエリー商品プラットフォームが大手ECサイトに開(kāi)設(shè)した旗艦店で「金豆」や種狀の金商品「金の瓜の種」などを取り扱うようになった。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS）