2023年9月14日、香港メディア?香港01は、福島第一原発の処理水海洋放出により中國國內(nèi)で日本旅行のキャンセルが相次ぐ中、タイが中國人を?qū)澫螭趣筏骏鹰睹獬撙虬k表したことを報(bào)じた。

記事は、タイ政府が13日に9月25日から來年2月29日までの5カ月間、中國人観光客のビザ免除政策を?qū)g施することを閣議決定したと紹介。この政策実施期間が中國の中秋節(jié)?國慶節(jié)連休（9月29日から10月6日）を含むことから、中國の主要オンライン旅行予約プラットフォームでタイ関連の旅行商品の問い合わせが急増したと伝えた。

そして、上海在住のある市民が「もともと國慶節(jié)の連休で日本旅行を計(jì)畫していたが、福島原発の『汚染水』海洋放出に怒りを覚え、パートナーも日本行きを拒んだこと、そしてビザ政策の影響もあって日本行きを中止にした。ただ、滅多にない大型連休のチャンスにはやはりどこかに行きたいので、代わりにタイのバンコクかサムイ島に行くことを考えている」と語ったことを紹介している。

記事は、バンコク、チェンマイ、プーケットが中國人観光客の間で人気の高いタイ旅行の目的地トップ3となっていると紹介する一方、ここ數(shù)年は同國で詐欺グループが観光客をだます被害が多発するなど、同國の治安狀況に懸念を抱いている人も多く、オンライン旅行予約プラットフォームでは、タイ旅行のスポットや過ごし方に関する情報(bào)とともに「タイの最近の安全狀況」についての問い合わせも多く寄せられていると指摘。さらに、新型コロナ流行後に物価が上昇していること、消費(fèi)の質(zhì)が金額に見合わない可能性があることも、タイ旅行を計(jì)畫する上で留意すべき點(diǎn)になっているとした。（翻訳?編集/川尻）