脫稅が報(bào)じられた中國(guó)の女優(yōu)ユエン?ビンイエン（袁冰妍）について、衛(wèi)星テレビ局各社のSNS?微博（ウェイボー）からすでに名前が削除され、配信待機(jī)中のドラマ4作品も先の見えない狀態(tài)に陥っている。

ユエン?ビンイエンに脫稅の話題が持ち上がったのは昨年7月のことで、法定代表者となっていた重慶麗妍文化伝媒有限公司に追徴稅や罰金が科せられたことが分かった。さらに今月16日、國(guó)家稅務(wù)局がウェイボーでユエン?ビンイエンに対する稅務(wù)調(diào)査について報(bào)告する長(zhǎng)文を投稿。脫稅行為があったことを記した?jī)?nèi)容では、ユエン?ビンイエンと麗妍文化に追徴稅や罰金など合計(jì)430萬元（約8700萬円）の支払いを科したことを明らかにしている。

ユエン?ビンイエンは16日朝までウェイボーに投稿を行っていたが、現(xiàn)在はすでに投稿やコメントを禁じられる「禁言」?fàn)顟B(tài)となっている。また、湖南衛(wèi)星テレビ、東方衛(wèi)星テレビといった大手テレビ局のウェイボーからはユエン?ビンイエンに関する情報(bào)や動(dòng)畫が全て削除されている。

昨年7月以降、封殺狀態(tài)が続くユエン?ビンイエンだが、當(dāng)時(shí)すでに撮影を終えていたドラマは、ウォレス?チョン（鍾漢良）と共演した「傾城亦清歓」や、リウ?シュエイー（劉學(xué)義）と共演の「落花時(shí)節(jié)又逢君」など計(jì)4作品を數(shù)える。しかし、この不祥事によって今後も配信のチャンスは巡ってこない可能性が高いとみられている。

中國(guó)メディアによると、ユエン?ビンイエンに所得稅の未納分が最初に発覚したのは2019年のこと。當(dāng)時(shí)、追徴稅や罰金を支払った後、すぐに今回の利益の受け皿となった麗妍文化を登記申請(qǐng)していることなどから、報(bào)道ではその悪質(zhì)性も指摘している。（Mathilda）