第19回アジア競技大會（杭州アジア大會）の開會式が23日夜、杭州オリンピック?スポーツ?エキスポセンターで開催されることになっている。これまでの數(shù)回のリハーサルで大會恒例の花火の打ち上げがなかったことについて、開會式の総監(jiān)督を務める沙暁嵐（シャー?シャオラン）氏は17日、大會メーンメディアセンターで、「開會式で実物の花火は打ち上げない」とし、「デジタル花火を使って、開會式のハイライトを盛り上げる。観客はこれまでに體験したことのない角度で、史上前例を見ない美しい花火を見ることになるだろう」と説明した。杭州日報が伝えた。

「実物の花火を打ち上げないというのは、一大決心だった」とする沙氏は、「『グリーン、スマート、節(jié)約、文明』という大會コンセプトに合わせた。開會式のハイライトにおいて環(huán)境保護という理念を伝え、世界に向けて、中國は責任感が強い大國であることをPRする」と説明した。

今大會では、開會式で実物の花火の代わりにデジタル花火が採用されるほか、メーンの聖火臺にもグリーン燃料が採用されており、「ゼロカーボン」を?qū)g現(xiàn)している。

実物の花火が打ち上げられないからといって、お祝いムードに水が差されるわけではない。沙氏は、「會場では3Dアニメーション、拡張現(xiàn)実（AR）といった技術が駆使され、きらびやかな花火がテレビの視聴者と會場の観客の前に出現(xiàn)する。各種の情熱的な音の要素も集め、視覚効果と組み合わせて、実物ではなくても実物そっくりの花火ショーを披露する計畫だ。數(shù)回のリハーサルを通して、こうした効果をすでに得られている」と説明した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）