中國(guó)の公安部網(wǎng)絡(luò)安全保衛(wèi)局の微博（ウェイボー）公式アカウントは19日、「中國(guó)人の団體ツアー客が日本で海鮮を食べた」というデマを流したとして広東省東莞市の男性が拘束されたことを紹介した。中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)などが伝えた。

東莞市茶山公安分局の発表によると、楊（ヤン）容疑者は8月23日、ネット上でセルフメディアによる「中國(guó)人の団體ツアー客が日本で海鮮を食べた」という「虛偽の情報(bào)」を発見(jiàn)。トラフィックを集めることができると思い、當(dāng)該情報(bào)の一部を抜粋、改ざんして発表し、クリック數(shù)やフォロワー數(shù)を稼いだほか、情報(bào)が転載されたことで「ネットの正常な秩序を亂した」という。

同発表では、「楊容疑者は意図的に虛偽の情報(bào)をでっち上げ、故意に広めた事実を自供した」とされているが、楊容疑者が発信した具體的な內(nèi)容や、どの部分が虛偽や捏造（ねつぞう）に當(dāng)たるかなど詳細(xì)には觸れられていない。

これについて香港メディアの香港01は「中國(guó)の検索エンジンで関連ワードを検索すると、『中國(guó)人の団體ツアー客が日本で海鮮を食べた』に関するセルフメディアの記事が數(shù)多くヒットするが、そうした記事の中で言及されているのは8月23日に東京に到著した中國(guó)人ツアー客一行についてだ」と説明。「同日に日本に到著したのは中國(guó)政府が日本への団體旅行解禁を発表してから初めての旅行客だ」とし、そのうちの一人が日本ですき焼きを食べたいと語(yǔ)っていたことを伝えている。

なお、楊容疑者には當(dāng)局から行政拘留と罰金が科されたという。（翻訳?編集/北田）