中華民國(guó)國(guó)防部（臺(tái)灣國(guó)防省部）は中國(guó)人民解放軍に臺(tái)灣に関連する動(dòng)きがあった場(chǎng)合に、その狀況と自軍の対応を発表する作業(yè)を繰り返している。21日には、大陸側(cè)の各種軍用機(jī)が臺(tái)灣周辺を飛行したことに加え、臺(tái)灣軍側(cè)は「共同の情報(bào)収集および監(jiān)視手段を使用してこれらの活動(dòng)を密接に追跡し、同時(shí)に中共の遠(yuǎn)距離火力、ロケット部隊(duì)、および福建省大埕灣周辺の陸上部隊(duì)の動(dòng)向を監(jiān)視し、任務(wù)機(jī)、艦船、および陸上ミサイルシステムを調(diào)整して対処した」と発表した。臺(tái)灣側(cè)が大陸の地上部隊(duì)の動(dòng)向に、しかも場(chǎng)所を特定して觸れることは異例で、その意味することに関心が集まった。

臺(tái)灣軍側(cè)の言及は、大陸の地上部隊(duì)も臺(tái)灣にとっての脅威と認(rèn)識(shí)していることと、臺(tái)灣側(cè)が監(jiān)視能力を有していることを示したものと理解されている。問題は、臺(tái)灣側(cè)に大陸の地上部隊(duì)の動(dòng)向を知る能力があるかどうかだ。

臺(tái)灣メディアの聯(lián)合報(bào)は、臺(tái)灣軍は長(zhǎng)距離対地偵察レーダーを配備していないと指摘。臺(tái)灣ではまた、匿名を條件にした當(dāng)局関係者の話として、臺(tái)灣軍の情報(bào)収集の手段には、同盟國(guó)による情報(bào)ルートも含まれると説明する報(bào)道もあった。

大陸側(cè)の軍事専門家の宋忠平氏は22日、中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)の取材に応じて、「臺(tái)灣軍は解放軍の各軍?兵種の動(dòng)きに比較的関心を寄せている。ただこれまでは解放軍の地上部隊(duì)を偵察する能力がなく、せいぜい臺(tái)灣島周辺を巡航する艦船と軍用機(jī)に対する監(jiān)視を?qū)g施する程度だった」と指摘した。宋氏は、臺(tái)灣側(cè)が最近になり、解放軍の地上部隊(duì)について言及したことは、「米軍が臺(tái)灣軍を米國(guó)の情報(bào)監(jiān)視體制に組み入れ、米國(guó)側(cè)が臺(tái)灣に軍事情報(bào)を提供している事実を示したことにほかならない」と解説した。

宋氏はまた、米國(guó)が臺(tái)灣側(cè)に解放軍の動(dòng)向の情報(bào)を提供しているのは、解放軍の「脅威」を強(qiáng)調(diào)するための意図的な動(dòng)きとする見方を示した。宋氏はさらに、「臺(tái)灣軍に、解放軍が大陸沿海の省や市に展開する軍事施設(shè)に対抗する力はない。米國(guó)は恐らく、臺(tái)灣軍が長(zhǎng)距離誘導(dǎo)兵器をもっと購(gòu)入して、沿海や大陸奧地に存在する解放軍の軍事能力に対抗するよう促しているだろう」と主張した上で、臺(tái)灣軍の「解放軍地上部隊(duì)の動(dòng)向監(jiān)視」が解放軍に與える脅威は限定的だが、米國(guó)が、提供した情報(bào)を臺(tái)灣に武器を売り込む口実にしつづけるのであれば、警戒せねばならないと論じた。（翻訳?編集/如月隼人）