2023年9月25日、韓國?毎日新聞によると、中國?杭州で開催されている第19回アジア競技大會の柔道男子73キロ級決勝トーナメント1回戦で南北対決が行われ、北朝鮮のキム?チョルグァンが韓國のカン?ホンチョルを下した後に握手を拒否したことが話題となっている。

記事は「禮儀と規(guī)範(fàn)を重視する柔道では、試合後に両選手が握手を交わし、互いに頭を下げて禮をしてから退場するが、この対決ではそうしたマナーを見ることはなかった」と記事は伝えている。また「通常は勝者の方が下した相手選手を激勵するものだが、一本勝ちを収めたキムは主審の勝敗宣言後も動かなかった」とし、「反対に敗れたカンが手を差し出してキムに近づいたが、キムはそのまま背を向け、試合場を出てしまった」と説明している。

キムは18年の世界柔道選手権大會に南北合同「コリア」チームとして出場している。韓國代表選手との縁がありながら今回、握手を拒否したことを記事は特に強(qiáng)調(diào)している。

試合後、韓國代表の関係者はメディアに対し「キムは國際大會があるたびに韓國の選手たちと親しくしてきた。最近の南北情勢のせいで、こうした行動を取ったのではないか」と話したという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「黨中央から、挨拶したらただじゃおかないと言われたのでは」「上から命令が下りたんだろう。選手の獨(dú)斷ではないと思う」「握手に応じたら強(qiáng)制労働に送られるんじゃないかと思ったんだろう」「理解できる。炭鉱の強(qiáng)制労働には行きたくないよ」など、北朝鮮選手の立場を慮るコメントが多く寄せられている。

その他「北朝鮮はもう他人だと思えばいいだけ」「外國の選手以上に他人だよ。敵國なんだから」といった聲も見られた。（翻訳?編集/麻江）