中國(guó)の専門(mén)家が「爪切りでさえも日本やドイツの製品の方が使いやすい」と発言したことが、中國(guó)のSNS上で賛否を巻き起こしている。

中國(guó)発展研究基金會(huì)理事長(zhǎng)で國(guó)務(wù)院発展研究センター元副主任の張軍拡（ジャン?ジュンクオ）氏は23日に行われた2023年中國(guó)実體経済発展大會(huì)でスピーチした際、「わが國(guó)の製品の品質(zhì)における一部の先進(jìn)國(guó)との差のかなりの部分は技術(shù)によるものではなく、理念、意識(shí)、管理などの差によるものであることに著目しなければならない」との見(jiàn)方を示した。

その上で、「製造する製品の種類(lèi)は先進(jìn)國(guó)よりも多く、われわれは何でもある狀態(tài)と言っていい。しかし、品質(zhì)の良し悪し、使いやすいか否かを論じるなら、往々にしてドイツや日本といった先進(jìn)國(guó)に追いつけない。食品?醫(yī)薬品から、家具?家電、包丁?鍋といった調(diào)理器具などほぼすべての種類(lèi)に及び、ひいてはちっぽけな爪切りでさえもドイツや日本製のものが使いやすいと考えられている」と述べた。

張氏は、「ドイツなどで機(jī)器を製造する技術(shù)者は一般に少なくとも7～8年の経験があり、中には一生それに攜わる人もいる。そのため、多くの技術(shù)的な『秘訣（ひけつ）』を持っている。一方、わが國(guó)ではハイレベルな技術(shù)者が深刻に不足しているだけでなく、往々にして數(shù)年もたたずに転職してしまう」とし、継続性の無(wú)さが問(wèn)題だと指摘した。

しかし、中國(guó)のネットユーザーからは「30年前の原稿を読んでるだけだな。お疲れ」「數(shù)十年も念仏を唱えていたから、深く信じ切ってしまって疑うことを知らないのだな」「2023年にもなって日本を持ち上げる人がいるとは」「日本やドイツは半導(dǎo)體も飛行機(jī)も新エネ車(chē)も駄目で、ついに爪切りを自慢するようになったのか（笑）」「日本の爪切りは昔は使いやすかったけどスイス製の方が使いやすいと気付いた」「爪切りやカミソリは張小泉をお薦めするよ。以前はジレットを使っていたけど張小泉は価格が半分でより使いやすい」といった批判や反論が殺到した。

また、「価格によるだろう」「価格を見(jiàn)ればいい。高ければ良いものであるのは當(dāng)然」「品質(zhì)の良し悪しだけを語(yǔ)り、コストや生産量、価格には一切言及しないというね」「外國(guó)製が使いやすいというなら貿(mào)易黒字はどこから來(lái)た？なぜ世界はわれわれの製品を買(mǎi)いまくっているのか」「実際、ほとんどの物を中國(guó)が代わりに作ってる。それに海外のブランドをくっつけて売ってるだけ」「差はあると思うし、われわれはずっと追いかけている。しかし、彼が言うほど大きくないことは間違いない。時(shí)代は変わり、技術(shù)は更新され、中國(guó)製造は日進(jìn)月歩」などの聲も寄せられている。（翻訳?編集/北田）