中國(guó)國(guó)営の中央テレビ（CCTV）は26日、日本でシャインマスカットの価格が暴落していると報(bào)じた。

CCTVは「今夏が高溫だったことから日本全國(guó)でシャインマスカットの生産量が大きく増加し、昨年比でおよそ2倍になった。しかし、価格は下落している」と説明。山梨県の果樹園の生産者が「日本全國(guó)でシャインマスカットを作るようになったので、ここのところは去年に比べて（価格が）15～20％くらいは下がっています」と語(yǔ)ったことを紹介した。

そして、「統(tǒng)計(jì)によると、日本ではここ10年でシャインマスカットの作付面積が7倍近くに広がった。販売価格は下がり続けており、記者が東京の青果市場(chǎng)で調(diào)べたところ、1房500グラムくらいで価格は600円ほど。昨年の同時(shí)期と比べて2～3割安くなっていた」と報(bào)告。あるスーパーの擔(dān)當(dāng)者が「以前はうちは（1房）1000円くらいで売っていたが今は500円代という値段も出ている。ここまで安くなったのは初めてなので本當(dāng)にびっくりしている」と語(yǔ)ったことを伝えた。

また、業(yè)界関係者の話として「輸出量が明らかに減少したことも日本國(guó)內(nèi)での価格下落の重要な原因の一つ」とし、「今年8月の日本のブドウの輸出量は前年同期比で約4割減少した。同時(shí)期に大量に収穫されているため、（輸出が減少した分は）日本國(guó)內(nèi)の市場(chǎng)で販売せざるを得なくなっており、このことがさらに販売価格を下げている」と報(bào)じた。

中國(guó)のネットユーザーからは「これは良いことじゃないか。日本人も安くておいしい果物が食べられるんだから」「うちの地元ではシャインマスカットが500グラム6元8角（約140円）で売ってる。質(zhì)もブドウにしては悪くない」「評(píng)判が先行しているだけ。食べたけど、やっぱり昔の品種の方が安くておいしい」「シャインマスカットは値段がバカ高いだけで味は普通」「ブドウの味がしない。巨峰の方がよっぽどおいしい」などの聲が寄せられている。

中國(guó)では近年、日本から流出したシャインマスカットの生産量が大きく増えたことで価格が下落。品質(zhì)も生産者によってまちまちになっているとも指摘されている。（翻訳?編集/北田）