2023年9月27日、日本の漫畫(huà)「呪術(shù)廻戦」は以前までの漫畫(huà)のパターンと異なるという投稿が中國(guó)のSNS?微博（ウェイボー）で注目を集めた。

微博で585萬(wàn)超のフォロワーを持ち、アニメ情報(bào)を発信するアカウントは、「みんなが気付いているか分からないけど、芥見(jiàn)下々氏は“解説”が好きみたいだ。以前の漫畫(huà)家は最初に伏線を張っておいて、後になってそれを回収する。読者は少ない手がかりの中で推理をして、前後のシーンを照合し、みんなと一緒に（伏線を）探すことで一種の達(dá)成感が得られるんだ」とした上で、「でも芥見(jiàn)下々氏は完全にその逆で、ある一つの物事（キャラクターの技や術(shù)式）が起きた後に、なぜそうなるのかと解説を挾んでいる。途中でキャラクターに設(shè)定や術(shù)式を付け足したり、何か新しい能力をもたせがちなんだ。これは完全に漫畫(huà)の基本的なパターンから外れていて、『呪術(shù)廻戦』は特に設(shè)定の付け足しが目立つ作品だ」と述べた。

また、「もしかしたら最近の漫畫(huà)家と編集者は長(zhǎng)編漫畫(huà)を描く力が乏しいってことも考えられる。物語(yǔ)が進(jìn)むにつれて、設(shè)定やストーリーやキャラクターが崩壊していって、一貫させることができない。純粋に思いついたものは何でも描くっていう感じなのかもね」とも言及した。

同投稿はネットユーザーの反響を呼び、1萬(wàn)以上の「いいね」を獲得。ネットユーザーからは、「ようやく自分がなぜこの作品が凡庸だと思うか分かった。やっぱり設(shè)定の付け足しが多すぎるんだよね。畫(huà)風(fēng)が好みだしキャラクターがイケメンだから今も見(jiàn)ているけど、ストーリーそのものは本當(dāng)に普通って感じる」「分かる。だから自分も追いかけなくなった。途中で新しい設(shè)定が加えられたりと、1話ごとの情報(bào)量が多すぎる」など投稿者に共感を示すコメントが寄せられた。

ほかにも、「最初に『呪術(shù)廻戦』を見(jiàn)た時(shí)は、両面宿儺の指を集めていく內(nèi)に主人公も成長(zhǎng)するような物語(yǔ)かなと思ったんだけど、突然呪術(shù)師の世界を創(chuàng)ると言って指が関係なくなってしまった」「解説があること自體は問(wèn)題ない?！簠庑g(shù)廻戦』の設(shè)定は他の漫畫(huà)からかき集めてくっつけたみたいに感じる。それが一番よくない」「本質(zhì)的には感情的な創(chuàng)作だよ。思い付きで始めて十分なストックもなく、様子見(jiàn)ながら進(jìn)んでいるような感じさ」などの聲も上がった。

一方で、「多くの漫畫(huà)家は規(guī)模の小さいストーリーや厳格な設(shè)定を想定しているわけじゃない。それにみんながみんな、高いストーリー構(gòu)成力を持っているわけでもない。でも、自分が高いストーリー構(gòu)成力を持っていないと自覚して、時(shí)間を別の部分に注ぐやり方だってある。それはそれでいいじゃないか」「自分は型にあてはまらないことは全然問(wèn)題ないと思う。だって、全ての漫畫(huà)家が長(zhǎng)期間の伏線を張ることが好きって訳じゃないんだから」など漫畫(huà)家の立場(chǎng)に觸れるコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/柳朱音）