拡大
28日、安徽網は、高級ブドウ品種シャインマスカットの安全性をめぐる憶測が中國のネット上で飛び交っていることについて、専門家が情報を否定したことを報じた。
2023年9月28日、中國メディアの安徽網は、高級ブドウ品種シャインマスカットの安全性をめぐる憶測が中國のネット上で飛び交っていることについて、専門家が情報を否定したことを報じた。
記事は「ブドウのエルメス」と稱され、かつては500グラム數百元で売られていたシャインマスカットが値崩れを起こし、今や同10元(約200円)にまで下落したと紹介。また、最近ではネット上で「シャインマスカットは栽培過程で何十回も農薬が與えられるので、殘留農薬が大幅に基準を超えている」「シャイマスカットには人工甘味料が用いられている」「シャインマスカットが1カ月も保存できるのは、薬品水漬けにするからだ」などといった情報が飛び交っており、消費者を不安にさせていると伝えた。
その上で、浙江省農業(yè)科學院農産品品質安全?栄養(yǎng)研究所の専門家がこれらの情報を事実ではないと否定し、殘留農薬問題については「何十回も農薬を與えるというのは根拠のない情報であり、通常は5?10回で十分効果が得られる。そして、シャインマスカットは開花期と幼果期に集中的に農薬を散布し、収穫期までは長い時間がある。大部分の農薬は半減期が7?14日で、なおかつ雨で流れたり紫外線で分解されたりするため、殘留農薬が基準値を超えるような狀況は起こらない」と説明したことを紹介した。
また、長期保存が可能な點については「他のブドウ品種と異なり果肉が硬く、輸送や長期保存に適している。無菌狀態(tài)の冷蔵保存であれば1カ月腐らないというのも不思議ではない。大規(guī)模な専門の保存設備なら3カ月前後まで保存できる」と説明し、甘さについても「シャインマスカットは糖の含有量が多いのが特徴。糖度は20%前後で、26%に達することもある。晝夜の溫度差が大きく異なることで糖分が蓄積しやすくなり、シャインマスカットの甘さが出る。人工甘味料を使うなど、絶対に有り得ない」と語ったことを伝えている。(翻訳?編集/川尻)
Record China
2023/9/29
Record China
2023/7/25
Record Korea
2023/9/19
Record China
2023/2/3
Record China
2022/11/18
Record China
2022/11/25
ピックアップ
この記事のコメントを見る