今年もノーベル賞シーズンが始まった。2日の生理學(xué)?醫(yī)學(xué)賞を皮切りに9日の経済學(xué)賞まで各賞の受賞者が続々と発表されるが、韓國紙は「指をくわえて見ているだけの韓國」と嘆息。社説で「基礎(chǔ)科學(xué)に対する持続的な投資が必要」と改めて主張した。

中央日報によると、韓國社會は毎年9、10月になれば「ノーベル賞煩い」で忙しくなる。學(xué)界や関連団體ではノーベル賞関連行事が相次いで開かれる。毎年受賞者発表シーズンになると、韓國內(nèi)の誰が有力な候補なのかという話が出回りはするが、結(jié)局何もなしで終わる。

隣國の日本と比較して「われわれは何をしているのか」という嘆きも続く?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=國內(nèi)総生産'>國內(nèi)総生産（GDP）に対する研究開発（R&D）投資は世界1、2位を誇るのに、ノーベル賞をなぜ受賞できないのか」という批判が出てくることもある。発表が殘っているので見守るしかないが、今年も韓國のノーベル科學(xué)賞受賞者の輩出は難しいものとみられる。

ノーベル賞予測で有名な學(xué)術(shù)分析機関クラリベイト?アナリティクスが挙げた候補の中には韓國人科學(xué)者は一人もいない。既に25人のノーベル科學(xué)賞受賞者を輩出し、毎年有力候補が挙げられる日本と比較せざるをえない。ノーベル科學(xué)賞は基礎(chǔ)科學(xué)領(lǐng)域に與えられる賞だ。新しい分野で先駆的研究を行い、その研究が人類に多大な貢獻(xiàn)をした時に受賞することができる。

このために今日、偉大な科學(xué)的発見をしたからといってすぐに受賞できる場合は珍しい。韓國研究財団によると、ノーベル科學(xué)賞受賞者は「30歳以前に博士學(xué)位を終えて獨自研究を始め、40代でノーベル賞を受賞するほどの研究を完成した人」が主流をなしている。50代半ばに研究結(jié)果が學(xué)界の注目を浴びて、50代後半に差し掛かって該當(dāng)分野の最高権威者になってノーベル賞を受賞するケースが大部分だ。

中央日報は社説で「先進(jìn)國の追撃に忙しかった韓國社會が基礎(chǔ)科學(xué)に本格的に投資するようになってからそれほど経っていない」と指摘。さらに「2011年には世界的水準(zhǔn)の基礎(chǔ)科學(xué)研究のために『基礎(chǔ)科學(xué)研究院（IBS）』を設(shè)立した。韓國が科學(xué)研究の『ファーストムーバー（先導(dǎo)國家）』として飛躍するためには基礎(chǔ)科學(xué)に対する持続的な投資が必要だ。だが、韓國政府が発表した來年予算案ではR&D部門は今年に比べて16．6％も削減された」と問題視した。

その上で「深刻な財政赤字のためだとしても総予算案は2．8％増えた」と言及?！杆疁?zhǔn)の高い研究が引き続き行われ、國家の體質(zhì)が『ファーストムーバー』型に変わってこそノーベル賞にも近づくことができる」と訴えた。（編集/日向）