シンガポール華字紙の聯(lián)合早報は4日、日本について「小中學(xué)校で昨年約30萬人が不登校、いじめが大きな原因の一つ」とする記事を掲載した。

記事はまず、「日本の學(xué)校では不登校問題が深刻で、昨年は30萬人近くの小中學(xué)生がプレッシャーに耐えられずに不登校になったと報告された。専門家によると、大きな原因の一つはいじめで、これは學(xué)校だけでは解決できない問題であり、家庭や學(xué)校の他に特別な団體を設(shè)立する必要がある」と報じた。

記事は、2022年度の文部科學(xué)省の調(diào)査によると、小中學(xué)校で30日以上欠席した不登校の児童生徒は29萬9048人で、21年度から5萬4108人増えて過去最多を更新したこと、內(nèi)訳は小學(xué)生が10萬5112人、中學(xué)生が19萬3936人だったことを紹介した。

また、小中高校などで認(rèn)知されたいじめは21年度比6萬6597件増の68萬1948件とこちらも過去最多で、うち小學(xué)校が55萬1944件、中學(xué)校が11萬1404件だったことも取り上げた。

さらに、小中高校から報告があった自殺者は計411人で過去2番目の水準(zhǔn)だったこと、うち高校生が269人で半分以上を占めたことにも觸れた。

不登校の理由については、「先生が怖かった」「身體の不調(diào)」「いやがらせやいじめがあった」など多岐にわたっているとした。

そして、盛山正仁文科相が「學(xué)校內(nèi)外の専門機関等で相談?支援を受けていない小中學(xué)生が約11萬4000人に上るなど引き続き喫緊の課題となっている」とコメントしたことを紹介した。（翻訳?編集/柳川）