スタジオジブリの映畫「紅の豚」が今年11月17日から中國で上映されることが決まった。中國のエンタメメディア?新浪電影などが11日に報じた。

同作は宮崎駿監(jiān)督によるアニメーション映畫。世界大恐慌の時代のイタリア?アドリア海を舞臺に、真っ赤な飛行艇を操る豚の姿をした主人公ポルコ?ロッソが、空賊相手に賞金稼ぎをする様子が描かれる。同監(jiān)督の著書「飛行艇時代」が原作で、日本では1992年に公開された。

同作をめぐっては、今年6月に広東省広州市で行われた映畫関係機関によるプロモーション會議の議題リストに含まれていたことが判明し、ネット上で中國上映への期待が高まっていた。

同作の中國上映決定について、ネットユーザーからは「うわ！久しぶりの日本映畫！」「ついに來た！」「楽しみ」「感激！」「見たい見たい」「これは素晴らしい映畫だよ」「『ハウルの動く城』もお願いします」「宮崎監(jiān)督の映畫は何度見ても、いつ見ても、いつも新しい感覚がある」といった歓聲が上がった。

一方で、全國蕓術(shù)電影放映聯(lián)盟（蕓聯(lián)）の提攜映畫館のみでの上映になる見通しであることから、「『紅の豚』が來た。でも蕓聯(lián)。（今年中國で上映された名探偵コナンシリーズの）『ベイカー街の亡霊』と同じ扱いになるのか？」「蕓聯(lián)は全國で上映してくれないかな」との聲も。

このほか、「宮崎監(jiān)督の新作は？」「『君たちはどう生きるか』（中國名：アオサギと少年）を待ってる」「『君たちはどう生きるか』が中國で上映されるのか知りたい」「今年殘り數(shù)カ月で新作が上映されることを期待する」との聲も少なくなかった。（翻訳?編集/北田）