平野部で20センチ以上雪が積もる所も…「JPCZ」の影響で平野部でも大雪のおそれ 雪の降りやすい天気続く…3連休はどうなる? 01-09 22:28
自分だけの仮想水槽が作れる美麗アクアリウムシムが正式リリース!―採れたて!本日のSteam注目ゲーム6選【2025年1月9日】 01-09 22:14
「日本に行ったら臺(tái)灣人がいっぱいでイラっ」、臺(tái)灣人旅行者の感想が関心集める―臺(tái)灣 01-09 22:10
【大雪情報(bào)】寒波襲來 24時(shí)間で岡山県南部5cm?広島県南部20cm?鳥取県(平地)30cm?島根県(平地)30cm?山口県(平地)10cmの降雪か「積雪や路面の凍結(jié)による交通障害に十分注意を」【9日午後10時(shí)更新】 01-09 22:10
松重豊×甲本ヒロト。下北沢『珉亭』で語った、初タッグが実現(xiàn)するまでの二人の軌跡【『劇映畫 孤獨(dú)のグルメ』特別対談】 01-09 22:09
10日正午にかけて寒気ピーク…雪はいつ?どこで降る?日本海側(cè)の平地も大雪のおそれ【大雪と雨のシミュレーション 13日まで】 01-09 22:07
日本人親子ら死傷事件で初公判 犯行動(dòng)機(jī)など明らかになるか注目 01-09 22:12
ホリーランドがLARK M2Sを発表: 超小型ワイヤレスマイクで、衣裝に自然に溶け込むデザイン 01-09 22:23
【速報(bào)|通行止め】村上市 國道7號(hào)で集中除雪 不要不急の外出控えて【新潟?9日午後10時(shí)】 01-09 22:05
「広島での地位を捨てて來るのはすごい決斷」と長沼も太鼓判 憧れの浦和で大ブレイクを期す松本泰志 01-09 21:55

<巨竜を探る>習(xí)近平、周永康立件で「一石三鳥」狙う―江沢民らの「摘発自制」進(jìn)言を一蹴、大膽改革斷行へ

八牧浩行    2014年8月6日(水) 6時(shí)10分

拡大

中國では1949年の建國以來と言われる大がかりな汚職?腐敗撲滅運(yùn)動(dòng)が展開されている。胡錦濤政権時(shí)代に最高指導(dǎo)部の黨政治局常務(wù)委員を務(wù)めた周永康氏が「重大な規(guī)律違反」容疑で立件されることになった。寫真は同氏。

(1 / 2 枚)

中國で1949年の建國以來と言われる大がかりな汚職?腐敗撲滅運(yùn)動(dòng)が展開されている。習(xí)近平氏が2012年11月に中國共産黨の総書記に就任して以來、「虎もハエも叩く」の掛け聲のもと、これまでに6萬人以上の黨員が処分された。胡錦濤政権時(shí)代に最高指導(dǎo)部の黨政治局常務(wù)委員を務(wù)めた周永康氏が「重大な規(guī)律違反」容疑で立件されることになった。

その他の寫真

周氏は公安?司法分野のトップも務(wù)めたほか、有力國有企業(yè)の中國石油天然気集団(CNPC)のトップの経歴もあり、長らく石油産業(yè)の中心人物でもあった。従來、黨政治局常任委員経験者は起訴されないとの不文律を破ってまでも斷行されることになった背景には、いくつかの要因がある。まず中國國內(nèi)の格差拡大と腐敗のまん延を放置できなくなったこと。共産黨統(tǒng)治の正統(tǒng)性が問われていることに危機(jī)感を抱き、司法が及ばないとみられた周氏のような大物を失腳させることで、汚職一掃に真剣に取り組んでいるという強(qiáng)いメッセージを國民に送ることができると考えたようだ。中國國內(nèi)のインターネット空間には、習(xí)國家主席による汚職追放キャンペーンを肯定するメッセージが溢れている。

今後、かつての薄煕來(元重慶市総書記)裁判のように、収賄、橫領(lǐng)、権力亂用の訴求に対し、反論の機(jī)會(huì)を與えながら、腐敗撲滅に賭ける強(qiáng)い決意をアピールしていくことになろう。公判報(bào)道は國民大衆(zhòng)への格好の教宣材料となる。さらに周氏の子息や蓄財(cái)に勵(lì)んだ者、石油閥の関係者に捜査が及ぶ可能性が大きい。

今回の「周失腳事件」は中國の黨や政府の幹部に衝撃を與えている。中國社會(huì)では収賄や利益誘導(dǎo)がまん延しており、次は自分のところに司直の手が及ぶかもしれないと懸念する幹部は多いといわれる。黨員は高級(jí)レストランで食事をしているところを目撃されたり、高価な時(shí)計(jì)を腕にはめていることをさとられたりすることも恐れている。

共産黨や政府の役人が國家國民の利益より自己の利益を優(yōu)先しているとの疑念を抱いている國民は多い。習(xí)氏は危機(jī)感を持ち、國民受けのする改革の荒療治に踏み切ったというわけである。

ただこのようなトップダウンによる改革手法は、黨や政府の役人の間に不安と恐怖心を與える。今後は役人が改革を支持し、自ら改革するよう促し、改革運(yùn)動(dòng)機(jī)運(yùn)を醸成させる必要があろう。

習(xí)氏の政敵は安閑とはしていられない。周永康氏はかつて習(xí)氏のライバルとみられていた薄熙來氏と親密だったため、摘発されたとの見方もある。薄氏は昨年、汚職で無期懲役が確定した。ほかの政敵とされる大物も今後、摘発の対象になるかもしれない。

 

◆既得権益者への攻撃続く

こうした既得権益者への攻撃は、習(xí)主席による抜本的な経済改革の前觸れとの見方が有力。次は肥大化した國有企業(yè)の幹部を?qū)澫螭趣筏空kキャンペーンが始まると見る向きも多い。習(xí)氏は汚職追放キャンペーンを、國有企業(yè)改革の起爆剤として利用するのではないか。

さらに、江沢民元國家主席ら保守長老を牽制し権力基盤を強(qiáng)化することも狙っているようだ。江、胡両氏は黨の中核だった元幹部や有力者の家族に対する摘発を自制すべきだと進(jìn)言したものの習(xí)氏はこれを一蹴したといわれている。國家主席や政治局常務(wù)委員経験者であっても摘発の例外としないことを示すことによって、政務(wù)や人事への介入を慎むよう警告する意味合いもあろう。

この腐敗撲滅運(yùn)動(dòng)、黨幹部の綱紀(jì)粛正、格差拡大の溫床になっている國有企業(yè)改革、政敵打倒による権力基盤強(qiáng)化の「一石三鳥」を狙ったもの。果たして思惑通りの展開となるか注目される。

<「巨竜を探る」その38>

<「巨竜を探る」は八牧浩行Record China社長?主筆によるコラム記事。著書に「中國危機(jī)―巨大化するチャイナリスクに備えよ」(あさ出版)など> 

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜