臺(tái)灣のネット調(diào)査サイト「DailyView」は12日、日本の人気アニメ「葬送のフリーレン」の人気の理由について論じる文章を掲載した。

同作は山田鐘人氏（原案）とアベツカサ氏（作畫）による漫畫が原作。人間のほかにドワーフ、エルフなどさまざまな種族がいる世界を描くファンタジーもので、エルフの魔法使いである主人公フリーレンが仲間たちと共に魔王を倒し、10年に及ぶ冒険の旅を終えたところからストーリーは始まる。その50年後、かつての仲間の死に直面したフリーレンが、人間について知ろうと新たな旅に出る。

文章は同作について、「9月末にアニメが放送開(kāi)始されると瞬く間に話題になった」と説明?！弗榨戛`レンの仲間には勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンがいる。勇者パーティーが魔王を討伐するという設(shè)定はファンタジーにしてはやや古めかしいが、情感や理解を中心とした繊細(xì)なストーリーが同作の特別なところだ」とし、「違う種族に対して心を開(kāi)いていくまでの命、絆を軸にした物語(yǔ)は人と人の関係性について考えさせてくれる」と評(píng)した。

また、「エルフであるため壽命が長(zhǎng)いフリーレンはいつも他の種族と距離を取ってきたが、実際に別れに直面した時(shí)に自分が彼らをよく理解してこなかったことを後悔する。一見(jiàn)すると、典型的なファンタジー作品に思えるが、その淡々かつ繊細(xì)なストーリーが、より深い感情と思考を伝えている」とした。

「DailyView」の「KEYPO」と呼ばれる世論分析システムによると、臺(tái)灣のネット上ではアニメ放送開(kāi)始翌日に7000を超える関連の投稿があり、「非常に話題を呼んだ」という。文章は「（同作には）アニメ化前から多くのファンがいたものの、アニメ放送と同時(shí)に話題はピークを迎え、感動(dòng)的なストーリーに多くのネットユーザーが『思わず涙した』とのコメントを殘している」と伝えた。（翻訳?編集/北田）