30年間経済成長していない日本が1人當たりGDP4萬ドルをキープ、これは失敗なのか?―中國経済學者

Record China    2023年10月24日(火) 15時0分

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23日、中國の有名な経済學者?馬光遠氏が中國のSNS微博に、「日本経済は30年成長していないのに1人當たりGDPが4萬ドルを保っているのは成功か失敗か」と題した評論動畫を掲載した。資料寫真。

2023年10月23日、中國の有名な経済學者?馬光遠(マー?グアンユアン)氏が中國のSNS微博(ウェイボー)に、「日本経済は30年成長していないのに1人當たり國內(nèi)総生産(GDP)が4萬ドルを保っているのは成功か失敗か」と題した評論動畫を掲載した。

動畫の中で馬氏は「多くの人が日本経済の失われた30年について、人類の経済発展史上の失敗例だと認識しているが、自分は逆の認識だ」とし、30年もの間、経済が成長しない一方で、1人當たりのGDPが4萬ドル(約600萬円)前後をキープしていることに言及。その背景には産業(yè)の高い競爭力があり、特に半導體製造設備や光學材料の強みを持つ日本は半導體の産業(yè)チェーンで替えのきかない地位を築いているとした。

そして、「経済が30年も発展していないのに國民の所得が高く、産業(yè)の競爭力が強いというのは失敗例か、成功例か。高齢化などのさまざまな圧力を抱えながらどれだけの國が同じことをできるのか。こんなことができるのは日本だけだ」とし、日本の「失われた30年」はむしろ成功例、実現(xiàn)すべき目標として見るべきだと論じている。

この件について、中國のネットユーザーは「それだけ安定しているということは、當然成功に入るだろう」「あれだけ大きなバブルが崩壊しながら、國民の所得が30年間大きく変わらなかったというだけで簡単じゃないと思う」「30年経済が停滯した日本に、われわれは今だに追いつけていない」「1人當たりGDPが日本の3分の1に満たない狀況なのに、日本みたいになることを心配している」「われわれが仮に4萬ドルに到達したとしても、汚職官僚が3萬8000ドルぐらい持っていく」「でも、日本はこの30年で技術が進歩したか?政治的な獨立を勝ち取ったか?」「この先30年がどうなるかを見てみよう」といった感想を殘している。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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