2023年10月30日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、中國?北京市で行われた東アジアの安全保障に関するフォーラムで、中國の専門家が日本の専門家の発表に反論する一幕があったと報じた。

記事によると、30日午後に行われた第10回北京香山フォーラム內(nèi)の北東アジアの安全保障をテーマとした分科會で、日本の増?zhí)镅胖佬l(wèi)研究所アジア?アフリカ研究室長の発言終了後、次の発言者である中國國際戦略學(xué)會の楊旭光（ヤン?シューグアン）高級顧問が予定していた原稿を読み始める前に増?zhí)锸悉伟k表に反論し始めた。

楊氏は「たった數(shù)十年しか過ぎていないのに、日本の方がまたわれわれに講釈を垂れるというのは、感情、法理、道理のいずれの面からも受け入れられない。日本の方は地域の安全安定問題の原因を全て中國に押し付けている。近代に日本は中國大陸を侵略したばかりか、臺灣を50年もの長きにわたり占領(lǐng)した。その後戦爭に敗れたが、今日の増?zhí)锸悉伟k言からは日本が再び過去の夢を?qū)g現(xiàn)せんと行動に出始めたという印象を受けた」と発言した。

また、日中間の問題について楊氏は「中國は弱く、日本は強いという凝り固まった心理が日本にある。しかし中國は発展、進歩し、徐々に國力で日本を上回っており、日本は心理的なバランスを崩している。その心情は理解できるが、恨みや恥ずかしさを怒りに変えるというのは良くないことだ」とし、「日本も素晴らしい國。過去に大きな経済の成果を得たし、中國が學(xué)ぶに値する點も多い。そこでわれわれは、日本が善隣友好関係を保ち続けることを心から、かつ謙虛に希望している。（もし）そこまで友好的で親密な協(xié)力ができないというのであれば、最低限両者が腰を據(jù)えて友好的な協(xié)議を行い、問題や対立について焦ることなく平和的な心持ちで問題を解決できればいい」と語った。

環(huán)球網(wǎng)の記事は、「注目すべきは、中國側(cè)から反論を受けている間に隣にいた日本の學(xué)者（増?zhí)锸希─筏辘摔长沥胜ばΔい蚋·伽皮い郡长趣馈工妊约挨筏皮い?。なお、同記事は楊氏の反論?nèi)容を詳しく紹介する一方で、その対象となった増?zhí)锸悉伟k言については直接紹介していない。

この件について中國のネットユーザーは「日本人にメンツを與える必要はない」「見事なディスりっぷりだ」「過去數(shù)千年で日本が強かったのは近代のたった100年余りにすぎない」「それでも反論がまだまだぬるいと思う」など、楊氏の行動を支持、稱賛するコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）

中國の學(xué)者が日本の學(xué)者に面と向かって反論https://t.co/7nxt7apcZV pic.twitter.com/jrGjsFpoa2

— 中國動畫 (@RC00547555) October 31, 2023