韓國の尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領は10月末、日本人2人を含む159人が死亡したソウル?梨泰院雑踏事故1年の追悼式への參列を見送る一方、樸正熙（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領の追悼式には現(xiàn)職大統(tǒng)領として初めて出席。左派系紙は「保守勢力に対する切ない求愛」と皮肉った。

ハンギョレ新聞によると、尹大統(tǒng)領は10月26日、サウジアラビアとカタール歴訪を終えて帰國してから約2時間後、國立ソウル顕忠院で開かれた「樸正煕元大統(tǒng)領逝去44周忌追悼式典」に出席?！缸鎳藢潳工霅郅惹闊幛钱b業(yè)化の偉業(yè)を成し遂げた樸正煕大統(tǒng)領を追悼するこの席で樸大統(tǒng)領の洞察力と決斷と勇気を學ばなければならない」とあいさつした。

やはり樸元大統(tǒng)領の追悼式に參列した樸槿恵（パク?クネ）元大統(tǒng)領には「子としての悲しみに対して深い哀悼の意を表する」と述べ、並んで墓參りもした。

これに対し、尹大統(tǒng)領は梨泰院雑踏事故の遺族から招待された29日の追悼式には顔を出さなかった。大統(tǒng)領室は追悼式が遺族だけでなく「共に民主黨」など野黨4黨による共催だったことを挙げ、政治集會だから行かないと理由付けした。

聯(lián)合ニュースによると、尹大統(tǒng)領はこの日、ソウル市內の教會で行われた追悼禮拝には出席?！缸蚰辘谓袢栅纤饯松且环螭时筏撙虺证盲咳铡工趣筏?、「國民の一人として私たちにはより良い世の中をつくらなければならない責任がある」と言明。「必ず安全な韓國をつくり、亡くなられた方々の犠牲を無駄にしない」と強調した。

こうした尹大統(tǒng)領の対応について、ハンギョレ新聞は社説で「今、大統(tǒng)領から慰められるべきは大統(tǒng)領による赦免で釈放された樸槿恵元大統(tǒng)領なのか、これまで一度たりとも大統(tǒng)領の謝罪を聞けていない梨泰院慘事の遺族たちなのか」と指摘。「野黨4黨の共催を口実にしたのは実に稚拙だ」と非難した。

さらに「大統(tǒng)領に従って政府與黨も、遺族による『梨泰院慘事真相究明特別法』制定要求を一蹴してきた。追悼式が野黨との共催で行われることになったのも、尹大統(tǒng)領と與黨が一貫して無関心と無視の態(tài)度をし続けてきたからだ」と批判?！敢包hによる共催が本當に問題なら、與黨も主催者となればよいではないか。梨泰院慘事に対する尹大統(tǒng)領の不満と心の狹さばかりをあらわにしているのだ」と続けた。

その上で社説は「尹大統(tǒng)領の言う『統(tǒng)合』とは結局、味方だけに対する半分だけの統(tǒng)合ということがはっきりした」と論難?！妇t選挙が近付いている。狀況が不利だと思ったら、その時は何と言って『統(tǒng)合』を語るか見ものだ」とやゆした。（編集/日向）