華字メディア?日本華僑報(bào)は2日、「日本で連日、86歳の高齢者による悪質(zhì)な傷害事件が発生した」と伝えた。

記事は、10月31日に埼玉県蕨市で起きた発砲?立てこもり事件で逮捕された鈴木常雄容疑者と、11月1日に茨城県水戸市で醫(yī)師に殺蟲(chóng)剤をかけて目にけがを負(fù)わせて逮捕された松山繁昭容疑者について、「事件は異なる時(shí)間、異なる場(chǎng)所で起きたが、共通するのは容疑者がいずれも86歳だということだ」と指摘。「これには、日本の高齢者が悪くなったのか、それとも日本の悪者が高齢化したのか、と問(wèn)い掛けずにはいられない」とした。

その上で、これらの事件については詳しい動(dòng)機(jī)の解明が待たれるとする一方、「日本の高齢者の犯罪率は上昇傾向を示しており、1989年には2．1％だったが2019年には22％と10倍に増えた」と説明。日本の高齢者の犯罪が増加している原因について、専門(mén)家からは「高齢者たちは刑務(wù)所に入りたいがために犯罪に走る。背景には年金の不足、生活の困窮、孤立、尊厳の喪失などがある」との見(jiàn)方が出ているとした。

また、「日本の高齢者犯罪問(wèn)題は、経済、文化、福祉などに関わる多面的な社會(huì)問(wèn)題であり、解決には各界の協(xié)力が必要不可欠だ」との指摘も出ていると伝えた。（翻訳?編集/北田）