香港メディアの香港01は5日、中國本土で小児科が飽和狀態(tài)になっていると報(bào)じた。

記事は中國國営メディアの報(bào)道を引用し、河南省、河北省、広西チワン族自治區(qū)などの病院の小児科で患者が多い狀態(tài)が続いており、その多くが呼吸器系の癥狀で受診していると伝えた。

報(bào)道によると、北京朝陽醫(yī)院の小児科の外來では待合の椅子が患者であふれた。また、北京友誼醫(yī)院では9月上旬以降、マイコプラズマ肺炎およびその他の呼吸器系の疾病で受診する患者が急増している。

この2病院では、1日の平均患者數(shù)が1600～1800人に達(dá)しているという。首都小児科研究所の擔(dān)當(dāng)者は、「近頃は1日の患者數(shù)が2000人ほどにまで増えてきており、夜間診療にも800人余りが訪れている」と話した。

河南省でも同様で、河南中醫(yī)薬大學(xué)第一付屬病院小児科の醫(yī)師は「小児科が飽和狀態(tài)に近い。1週間の患者數(shù)は2萬人近くで、1日平均3000人近くに上っている」と説明。呼吸器疾患が全體の60％前後を占め、すでにインフルエンザとマイコプラズマ肺炎の同時(shí)感染も起きているという。

広西チワン族自治區(qū)柳州市の婦人児童保健院の小児科も1日當(dāng)たりの患者數(shù)は1300人に達(dá)している。小児科の醫(yī)師は「今年はマイコプラズマ肺炎が非常に多く、インフルエンザシーズンと重なったことなどから患者が増えている」と語った。

中國では小児科の診察時(shí)間を夜間にまで拡大したり、病棟を増?jiān)O(shè)したりして対応しているという。（翻訳?編集/北田）