2023年11月6日、中國(guó)メディアの極目新聞は、中國(guó)?北京市にある日中友好醫(yī)院について、近ごろネット上で「中國(guó)侵略を企てる日本人が建てた病院であり、危険な存在」といった事実と異なる書(shū)き込みが拡散していると報(bào)じた。

記事によると、近ごろ複數(shù)のインターネットプラットフォームで「中日友好醫(yī)院は日本人が建てた病院」などと題し、「中日友好醫(yī)院は侵略の成功であり、これ以上警鐘を鳴らさなければその悪影響は想像できないほどだ」などと訴える動(dòng)畫(huà)が拡散した。これを受け、中國(guó)インターネット連合辟謡（フェイクニュース検証）プラットフォームが関係當(dāng)局に事実関係の確認(rèn)を求めたところ、これらの動(dòng)畫(huà)や言論の內(nèi)容は著しく歴史事実と異なり、中國(guó)の國(guó)立病院を故意に中傷し、市民の醫(yī)療秩序をかき亂して行政や衛(wèi)生健康産業(yè)の信頼性を毀損（きそん）するものとの見(jiàn)解が示されたという。

記事は、「同醫(yī)院は公立病院の公益性を堅(jiān)持し、新型コロナの感染拡大防止など、重大な公衆(zhòng)衛(wèi)生事象への対応でも大きな貢獻(xiàn)を果たした」と説明し、警戒心と理性を持ってインターネット上の情報(bào)に接するよう市民に呼び掛けた。

日本の外務(wù)省ホームページでは、中日友好醫(yī)院は日本政府の無(wú)償資金協(xié)力（ODA）による日中両國(guó)政府が協(xié)力した大型総合病院で、1984年に開(kāi)院した中國(guó)國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)直屬の病院と紹介されている。

この件について中國(guó)のネットユーザーは「中國(guó)のどこに誰(shuí)がどうやって建てようが、わが國(guó)の法律で権利を與えられたのだから問(wèn)題ない」「今の若者は何も理解していない。百度（バイドゥ。検索エンジン）で日中國(guó)交正?；蛘{(diào)べてみろ」「北京の地下鉄や首都空港、工人體育場(chǎng)だって日中蜜月期に日本の援助を受けて建てたんだぞ」「日本の無(wú)償援助を受けたから中日友好という名前がついているだけで、病院の資産は中國(guó)の國(guó)有。お金持ちが寄付した學(xué)校に自分の名前をつけるのと一緒」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）